キュイの戦いぶりを見よう! Z 45話 「野望のベジータ!宇宙一の戦士はオレだ!!」

一言で感想 : 実はキュイは相当強いんですよね

アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 22巻248、249話

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・あらすじ

ドラゴンボールを探しにナメック星に到着した悟飯一行だが、ベジータや他の宇宙船が降りたつのを目撃し、一度地球に帰ろうかと逡巡し始める。一方ベジータの元には、ライバル関係であったキュイが刺客として現れた。

・見どころ!

キュイの見せ場がたっぷり!

見せ場なんていらないって?
いえ、私はフリーザ軍団の中でも、キュイが結構好きなキャラなんですよ。しかし、キュイが弱いとか汚い花火だとか揶揄されている状況は少し残念です。

今回の話はほぼ原作通りに進んでいきます。
キュイの出番自体が元々さほど多くない上に、まともな戦闘シーンが見られるのは今回だけです。
彼はベジータと元々ライバル関係にあり、ザーボンから見ても戦闘力は互角と思われています。

ナメック星に降り立って、さっそくベジータを探します。
スカウターを通じてベジータと会話する様子もどことなく楽しげ。

徐々にオリジナル要素が多くなってきて好ましいです。
ベジータの元へ急ぎますが、当のベジータからはのろま呼ばわりされてしまいます。

「ヒァーウィー!」と謎のテンションで現れ、ベジータの立っている崖を爆撃。
「そんな戦闘力では、貴様に勝ち目はない」などと、大物ぶった話し方で威厳を見せます。

キュイもかなりの実力者であることがわかります!

ベジータが予想以上に戦闘力を上げていたことにおびえたキュイは、口八丁でごまかそうとします。
手を組もうともちかけますが相手にされず、いよいよ奥の手を使う時が来ました。

ベジータの後方を見て、「あっ!フリーザ様!!」です。
意表を突かれたベジータは後ろを振り向いて確認しますが、これがキュイの罠。
無防備なベジータに向かってエネルギー波を発射!

原作ではベジータのいたあたりの地面が吹っ飛んでいる描写にとどまりましたが、アニメにおいては飛び上がって連続エネルギー波を放ちます。
これでかなり広範囲の爆発を起こしており、キュイに地力があることが示されます。

かつてベジータと同等の戦闘力だったという点から、キュイの戦闘力は18000ほどと推測されます(他に詳しい文献もあるようですが手元にないので)。
例えば地球に来たのがラディッツでなくキュイだったとしたら、そこでドラゴンボールは完結していたぐらいの強さですね。

PS3のゲームなどでようやくプレイアブルキャラクターとして登場したキュイ。彼が再評価される日が楽しみです。

・その他のキャラクター

2人の惑星戦士

ナメック星に降り立った悟飯たちのところへ現れた偵察の2人です。
サイヤ人と同じジャケットを着ていますが、クリリンによって、サイヤ人でないことはすぐに判明します。

1人がビームガンでブルマたちの宇宙船を破壊。これによってナメック星からの脱出ができなくなってしまいました。

「この星にいるやつらは皆殺しにしろって命令だぜ」などと、なかなかアバウトな命令を受けていることが明かされます。
しかし戦闘力1500程度の悟飯とクリリンにあっさり倒されているようでは、他のナメック星人に出会っても勝てなかった可能性が高いですね。

孫悟空

怪我の治療のために病院にいます。
なぜか念力のような力で、コップの水を宙に浮かせています。
チチに見とがめられて、退屈してたからと言い訳しますが、おそらく修行の一環だったのでしょう。