ドラゴンボール / DRAGON BALL Z #14 【DVD】
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一言で感想 : ネイルと2人で恨みを晴らす!
アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 25巻300話
・あらすじ
第2形態フリーザの前に現れたのは、ドラゴンボールで甦ったピッコロであった。ネイルと同化して強大なパワーを手に入れたピッコロは悟飯たちを救える救世主となれるか。
・見どころ!
ピッコロの戦いにネイルの面影を見た!
フリーザと互角以上の戦いを繰り広げるピッコロ。アニメではかなり長めに戦闘シーンが描かれています。
フリーザに対してもスピードもパワーも全く引けを取りません。
フリーザが尻尾を使えば、ピッコロは伸縮自在の腕を使うなど、技の豊富さでも闘えています。
岩陰に隠れて闘いを見守るデンデは、ピッコロの戦いぶりからある人物を思い出しました。
最長老を守り続けていた戦闘タイプのナメック星人、ネイルです。
フリーザとも戦い、敵わないながらも必死で時間稼ぎに粘りました。瀕死の状態でピッコロと同化して、強力なパワーをその身に与えました。
どこか余裕の表情でフリーザを翻弄するピッコロ。
ニヤリとしながらこう言います。「オレたちはお前の動きを完全に見切っているんだぞ」
オレたちとは誰か?とフリーザも私も不思議に思ったところで、ピッコロの声色が変わります。
「巨大化した上に両手を使ってその程度か」、なんとネイルの声です。
ネイルの魂もピッコロの中に生きているのですね。
ここでネイルの活躍シーンの回想が入り、ピッコロがさらに気を高めていくのでした。
まさに完全にピッコロが主役の回で、いい演出でしたね。
なんと突然ベジータが逃げる!
ピッコロがフリーザと好勝負を繰り広げているのを見て、悟飯とクリリンは手放しで喜びます。
2人はこのままピッコロがフリーザを倒してくれることを願っているようです。
しかしベジータだけは全く表情が笑っていません。
ピッコロの実力を当てにしておらず、どうせ負けるだろうから、闘いが続いている間に自分だけ逃げ延びて、次のチャンスを待とうと考えているのです。
フリーザの連続エネルギー波をしのぎ切ったピッコロ。仕切り直しで再び激戦となりそうでしたが、ベジータが突然戦場から猛スピードで逃げ出しました。
結構とんでもないことをしますね。
フリーザがすぐに追いついて、ベジータの目の前に立ちはだかります。
戦闘民族サイヤ人の王子が逃げ出すとは墜ちたものだと侮辱し、おとなしく殺されるのを待っていろと、腹に強烈なパンチをお見舞いしました。そして岩場へ向けて吹き飛ばし、再びピッコロと戦闘再開です。
ベジータはしばらく岩のところでぶっ倒れたまま観戦となります。
クリリンや悟飯も特にベジータを心配せず、感想もなくピッコロの強さに感動しています。何のためのシーンだったのかよくわかりません。
・その他のキャラクター
クリリン
前回は主役のような扱いでしたが、今回は完全に驚き役。
悟飯とともにピッコロを手伝おうとするものの、自分一人で相手するというピッコロに拒否されて、驚きながら戦いを見ています。