敵に無警戒すぎる最悪な回 GT 22話 「暴かれた野望!!邪悪生命体ベビー」

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一言で感想 : GTで今のところ最も嫌いな回

・あらすじ

トランクスとギルの作戦によって、ドクター・ミューの秘密の部屋に入り込むことに成功。そこにいたのはネオマシンミュータントのベビーであった。死んだと思われていたベビーは実は生きており、自らの成長のために動き出す。

・見どころ!

研究所秘密の部屋のベビー!

前回はトランクスとギルがひそかに練っていた作戦により、ドクター・ミューの秘密の部屋の存在を明らかにしました。

悟空とパンもほぼ無傷の状態でボスのところまでたどり着いたという状況で、体力満タンでボス戦に挑めそうな、素晴らしい作戦でした。まあ敵の気まぐれで悟空とパンが殺されていてもおかしくないのですが。

さて今回は、相手をなめすぎて自由に動かしてしまった上に、目論見を何一つ阻止できないという最悪な展開です。
では流れについて説明していきます。

秘密の部屋にあったのは、完全体になる前のミュータントであるベビーです。
セルの細胞が育っていた時のように、ベビーも研究所で完全体になるべく育っていたのでした。

ベビーはこれまでのマシンミュータントとは別のネオマシンミュータントで、成長してしまうと全ての者を上回る強さを身につけるだろうとトランクスは分析しています。

培養カプセルの液(?)の中に入っているベビーは、わずかにまぶたが動いたり、体に送られている点滴のようなものに呼応して、心臓に合わせて体が脈打っています。

この時点でドクター・ミューは培養カプセルの方へ向かっていきます。
棒立ちの悟空とパン、トランクスもそれを眺めながら解説に入ります。ミューを拘束せずに自由にやらせておくのはちょっとどうかと思います。

トランクスは「コンピュータのパワーを切った」と自慢げに言い放ちます。さらにプログラムにも細工したそうで、ベビーは成長することもなく死亡したと思っているようですね。余裕な態度はそのためでしょう。
そんなら早くエネルギー波をぶつけて破壊しておけって話ですよね。

ミューは落胆しながらも、ベビー復活に向けてコンピュータを起動させて何かいじくり始めます。

一方そんなミューを放置して、パンやトランクスはギルを褒め始め、悟空と共にダラダラとミューの方へ歩いていきます。
ギルが先の作戦の流れを解説。あとにしろって感じです。

全員棒立ちで事態を静観…

悟空は「いっぺんこいつと戦ってみたかったなあ」と発言。たまにこういう厄介なことを言い出すのですが、トランクスがたしなめて、それは素直に聞き入れます。

カプセルの周囲をうろついて、「こいつほんとに死んじまったのかなあ~」とちょこまかと行動。怒ったミューが「忌々しいサイヤ人が!」というと、それに反応してベビーが目を覚まします。後々への伏線ですね。

ベビーが動き出しても、悟空たち3人は特に行動せずに驚いているだけです。
早くエネルギー波でも撃てって思います。
トランクスはドクター・ゲロの研究所で、16号が起動しかけた時点で周りに構わずエネルギー波をぶっ放すような性格じゃないですか。あの未来トランクスとは別人なのでしょうが、どうも平和ボケがひどいようです。

悟空も「オラなんだかゾクゾクしてきた」と、適当なセリフ。
そうこうしているうちにベビーがついに本格起動してしまいました。その際の強烈な衝撃で悟空たちは吹っ飛ばされてしまいます。

ベビーが気を高めだしますが、それも眺めているだけなんですね。
サイヤ人を標的にして攻撃しようと宙に浮き始めたベビーに対し、ようやく悟空はトランクスとパンに指示して一斉攻撃。
ただ超サイヤ人にならずに単にエネルギー波を撃っただけというなめた内容。

しかし私の予想に反して、なんとベビーがこれで爆発してしまいます。
あれ…

それを見て負けを悟ったドクター・ミューは、宇宙船に乗って脱出。状況に合わない呑気なBGMが流れだし、パンなんかはギャグ漫画のような怒り方で逃げていくミューを見送ります。

トランクスは「あんな奴一人じゃ何もできないさ」と発言しますが、どう考えてもミューは一人でいろいろできる奴でしょう。その気になればまたミュータントをいろいろ作れるでしょうし。おかしな話です。

やれることをやらずに事態が悪化していった回です。
今回の最後は割とSFチックなどんでん返しがあって、次へ。ベビーの企みはまだまだ続きます。

・その他のキャラクター

今回は特になしです。