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一言で感想 : 正体をばらしてほしくなかった
・あらすじ
邪悪龍退治で悟空達が訪れたのは港町。最近現れた乙姫様が海から魚を降らせており、どうもそれが邪悪龍だろうと悟空達は予想する。現れた乙姫は六星龍であり、闘いが開始される。
・見どころ!
乙姫姿の六星龍!
悟空達が訪れたのはどこかの港町でした。人気がなく寂れているようにも見えます。と、ここでいきなり空から魚が降ってきます。こういう超常現象は実際にあったみたいですよね。なかなかマニアックな事象を取り上げてくるもんだと感心しました。
パンや悟空が魚まみれになっていると、家の中から漁師がたくさん出てきました。どうも乙姫様が最近現れて、魚を空から降らせてくれるようになったようです。漁師は海に出るのを止め、空からの魚を集めて街に売りに行けば、生活が成り立つようになったのでした。いいですねえ。私もこんな感じで楽したいものです。
ビッシュという漁師の息子が登場。彼だけはこの状況に不信感を覚えています。また、カモメやアジサシなどの海鳥が何かに叩きつけられたように怪我をしていることも不可解だそうです。
この乙姫様というのが当然邪悪龍なのでしょう。意外と早く登場します。
海の上を浮いて移動してきます。優しそうなお姉さんという外見です。はっきり言ってドラゴンボールGTで一番かわいいのはこの乙姫ですね。個人的な感想ですが。
六星龍は性格もよさそう
乙姫様の正体はやはり風と空気を司る六星龍でした。邪悪龍として誕生した理由を悟空に尋ねられて赤面。昔にウーロンが「ギャルのパンティおくれ」という願いを叶えたときに誕生したのです。あまり話したくない話題なので恥じらっています。
闘いの最中に悟空の服が破れて裸になったのを見て、またも恥ずかしがります。パンの提案を受け、服を着替える間の一時休戦を許可しました。それなりに年をとっていそうな外見なのですが、反応が面白いですね。
無数の空気の玉をぶつける「空裂気弾」、強力なかまいたちを放つ「烈風真空斬」など豊富な技で挑んできます。自らの回転が鍵となっていることに気づいた悟空が技を真似してぶつかり合いに。どこか楽しそうな闘いになってきました。
竜巻で封じ込めた相手に空気の刃を放つ「旋風回転刃」も強力で、悟空を追い詰めます。まあ悟空は超サイヤ人にもなっていないので、GTに多い、相手をナメた闘いではあるのですが…
そんなかわいい六星龍でしたが、実は乙姫は仮の姿で、真の姿がありました。よせばいいのに悟空達の前に真の姿を見せてしまう始末。これがかわいさの欠片もない醜い姿で、こんなにがっかりしたのも久々でした。乙姫姿のままならば、和解の路線もあったと思うのですが。
今回からエンディングテーマが工藤静香「Blue Velvet」からWANDS「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」に変わりました。歌詞の「地図にない街へ~」の部分の歌い方が、原曲とは異なっていますね。
・その他のキャラクター
今回は省略します。