ほとんど過去の回想 GT 55話 「ブルマ動く!ベジータ改造計画」

一言で感想 : 過去の悟空までなまり始めたのが驚き

・あらすじ

舞台はカプセルコーポレーション。ベジータを超サイヤ人4にするため、ブルマはブルーツ波発生装置を開発する。

・見どころ!

回想シーンばかり

悟空と四星龍の闘いがいよいよ双方本気になりそうなところですが、今回はこちらはほとんど動きません。
驚くべきことにベジータの過去シーンが話の大半を占めます。一応カプセルコーポレーションでいろいろ考えているベジータとブルマの描写はあるのですが。

ブウ編で悟空がナンバー1だと認めていたベジータでしたが、超サイヤ人4になった悟空との差が開いたことに、改めて苦悩しています。

ベジータはかつての悟空との闘いについて思い返しています。
初めて地球に来て悟空と闘ったとき、フリーザ戦で悟空が到着し、自身がフリーザに殺されたとき、悟空が初めて超サイヤ人になったとき、悟空が地球に帰還したとき、バビディに操られて悟空と再戦するとき、ブウ相手に自爆するとき、そして純粋ブウと悟空の闘いを眺めているときです。

クリリンが殺されて悟空が超サイヤ人になるシーンは、ベジータは死んでいましたから見られたはずもないのですけどね。

3べえ界王拳

ドラゴンボールZのシーンをそのまま流しているのかと思いましたが、声は撮り直しているようですね。顕著なのは悟空が界王拳を使うシーンです。
例えばZの31話では「3倍界王拳のかめはめ波だー!」と、はっきり「倍」と言っているのですが、今回の回想では「3べえ界王拳のかめはめ波だー!」となまっています。

ちなみにBGMもドラゴンボールGTのものが流れています。GTで聞き慣れた音楽が聞こえてきますね。ある意味GTのBGMでZを見られるということで、少し豪華と言えるかもしれません。

ベジータは悟空と差が開いたことを諦めているのか認められないのか、よくわからなくなってきました。悔しがっているところがあったりしたかと思えば、「カカロットのあとは追わないことに決めた」とはっきり言っていたりします。このときビールを飲んでます。

ブルマから驚きの発言。ベジータも超サイヤ人4になるのだと言うのです。
ベビーとの一件でブルーツ波発生装置を作り上げていたブルマ。当時の記録を残していました。ベビーに操られていたときの、凄い顔の自分の映像も残っていたのが笑いを誘います。
これを使えばベジータも大猿を経て超サイヤ人4になれるだろうという考えなのです。

・その他のキャラクター

今回は省略します。