俺は貴様を倒す者だ GT 60話 「フュージョン!!究極のスーパーゴジータ」

一言で感想 : 超4ゴジータは今回のみ

・あらすじ

超サイヤ人4同士の悟空とベジータがフュージョンし、超サイヤ人4ゴジータが誕生。その力は凄まじく、超一星龍を圧倒する。

・見どころ!

最強の超サイヤ人4ゴジータ

ベジータが割とあっさり超サイヤ人4になり、2人がかりでの攻撃をするのかと思いきや、すぐに次の展開になります。ベジータは超4の悟空とフュージョンすることを提案。
ポタラではなくフュージョンでの融合は、劇場版「復活のフュージョン!!悟空とベジータ」以来です。ベジータがフュージョンポーズを知っていたということはこのときの経験があってのことでしょう。当時はポーズを嫌がっていたベジータですが、今回は時間もないので早く融合することを選びます。

超一星龍は2人の融合を阻止しようと攻撃してきますが、そこはトランクス、悟飯、悟天が体を張って時間稼ぎをします。彼らは超サイヤ人になっていませんが、先ほど悟空にサイヤパワーを集めた関係で超サイヤ人化できないのかもしれませんね。

彼らの頑張りの甲斐あってフュージョンは一発成功。超サイヤ人4のゴジータが誕生しました。デザインはかなり強そうです。ドラゴンボールGTでの最強キャラはこの超4ゴジータですね。
「俺は孫悟空でもベジータでもない。俺は貴様を倒す者だ」という決め台詞も聞かれます。

相変わらずの舐めプとよくわからない理論

さっそく目に見えないパンチで超一星龍を吹っ飛ばす超4ゴジータ。なんか嫌な予感がするので早く勝負を決めてほしかった視聴者も多そうですが、やはり相手を舐めてなかなかとどめを刺しません。

超一星龍との実力差は明らかです。必殺技を見せてやると言い、ゴジータは5人に分身します。その状態でかめはめ波を撃ち込もうとするのですが、なぜか手からはクラッカーのような紙吹雪が出ます。これは単に超一星龍をからかっただけのようです。ここははっきり言ってがっかりしました。何をやりたいのかさっぱりわからないシーンだからです。早く倒さないとフュージョンを持続できる時間がなくなってしまいます。

追い詰められた超一星龍はマイナスエネルギーを球体の形にした大技「マイナスエネルギーパワーボール」を繰り出します。地球を破壊できる威力のある禍々しい球体がゴジータに向かってきます。
これを「はあーっ!」と蹴り一発であっさり宇宙に吹っ飛ばすゴジータ。迫力のない蹴りでしたがそんな程度でいいのでしょうか。

界王神界で界王神達がその様子を見ていました。なんとパワーボールが宇宙で爆発してから、地球を覆っていたマイナスエネルギーが霧消したのです。
ゴジータは先ほどパワーボールを蹴った瞬間に、そのマイナスエネルギーをプラスに変えてしまったと言います。よくわからない話ですが、ゴジータがそう言っているからそうなのでしょう。残り話数も少ないので、細かい説明がどんどん省略されていきます。

ゴジータの「ビッグバンかめはめ波」が命中し、これで決まったかに見えましたが超一星龍はしぶとく、再び体から離れたドラゴンボールを取り込んで復活してきます。しぶといというかしつこいですね。
唯一四星球のみは、パンが握っていて取り込まれませんでしたが、これが次回に生きてくるようです。

・その他のキャラクター

ウーブ

2人がフュージョンしたあたりで皆のところに戻ってきます。全員彼のことを忘れていたのか、戻ってきたのを見てもリアクションが薄いです。

超4ゴジータに感化され、自分もフュージョンしたくなったウーブ。「誰か僕とフュージョンしてくれませんか」と、悟飯やトランクスに頼みますが、悟飯からは怪我を治してからにしようとやんわり断られてしまいます。多分怪我が治ってもしてくれないと思いますけどね。