たいして大暴れしていません GT 59話 「敵か味方か…大猿ベジータ大暴れ」

一言で感想 : 意外と汚い手を使う悟空

・あらすじ

ドラゴンボールを自らの体に取り込んだ超一星龍は再び悟空を圧倒。絶体絶命の状況についにベジータが登場する。

・見どころ!

ちょいちょい気になる発言

ドラゴンボールを全て自分の体内に取り込んだ一星龍は超一星龍となりました。ドラゴンボールGTは、自分の力ではなくて他の力を使ってパワーアップする人たちばかりですね。修行パートがないからそう感じるのでしょうか。

超一星龍はまず悟飯達を突風で吹っ飛ばして悟空と一対一で闘う舞台作りを始めます。チチやビーデルも容赦なく吹っ飛ばされますが、死んではいないのでしょう。

ドラゴンボールを取り込んだことで、悟空達がかつて倒してきた邪悪龍の技も使えるようになっていました。四星龍のように発熱したり、三星龍の冷凍光線、五星龍のドラゴンサンダー、六星龍の烈風真空斬を立て続けに放ちます。

悟空は自身が一度受けた技はもう通用しないと言い出します。よくわからない発言ですがあまり深く考えないようにします。かめはめ波とか魔貫光殺砲も一度受けたら効かなくなるのでしょうか。

技が効かないとみた超一星龍は肉弾戦に切り替え。強烈な連続攻撃で悟空を吹っ飛ばします。
ここで超一星龍が「どうした悟空、死んじゃったのか」と言うのですが、微妙にカリスマ性を損なう言い方ですね。「死んじゃった」って…もうちょっとなんとかしてほしかったところです。

他の邪悪龍の技が役に立つ

超一星龍にさっそくズタボロにされた悟空ですが、いつの間にか見えなかった目が見えるようになっていました。超一星龍はそれに気づいていないので、油断したところにかめはめ波からの龍拳をぶち込みます。これは結構汚い手だと思うのですが、主人公だからいいのでしょうか。相手がやってきたら「汚ねえぞ」とか言うのでしょうに。

直撃を受けた超一星龍は爆死したかに見えましたが、五星龍のように電気スライムとなってバラバラの状態から復活してきました。龍拳を受けたときに電気のようにバチバチとするエフェクトが入っていたのが伏線でしょうか。
正直言って他の邪悪龍の技なんか役に立たないだろうと思っていたのですが、ここが一番の使いどころでしたね。

悟空が勝ったと思って集まってきた面子はまた超一星龍に吹っ飛ばされます。今回は単に突風ではなく、わざわざ超一星龍が直接殴りに来ました。サタンはもろに蹴りを受けており心配です。というかよく全員死ななかったものです。

悟空は超一星龍を倒すために自爆も辞さないのですが、ベジータが登場して止めてきます。ブルマが開発した超ブルーツ発生装置を使い、ついにベジータが超サイヤ人4となります。

タイトルは「大猿ベジータ大暴れ」ですが、暴れていたのは1分ちょいほどです。展開がかなり早いですね。ベジータの正気を取り戻すためにブルマが涙して、とかのエピソードを挟んできてもおかしくないのですが、Bパートのうちに登場から超サイヤ人4ベジータにまでなりました。

・その他のキャラクター

ミスター・サタン

なぜこの場にいるのかよくわかりませんが、ギャグ担当として健在です。超一星龍に痛めつけられるときもギャグ顔で頑張りました。

ブルマとチチの口論を止めようとしますが、最低だと言われ殴られてしまいます。ここはなぜ殴られているのか私にはわからず理不尽です。肩に手を置いたぐらいで、亀仙人のようなスケベ行為があったわけでもないのに。