ひたすら悲しい1話… Z 23話 「ヤムチャ死す!おそるべしサイバイマン」

一言で感想 : ネタは抜きに悲しみに浸れる回

アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 18巻214、215話

・あらすじ

サイヤ人と対峙したピッコロたちZ戦士。サイヤ人は自ら戦わず、まずは土から栽培マンを生まれさせてそちらと戦わせようとする。Z戦士側は天津飯、餃子、ヤムチャが到着し、団体戦の様相を見せる。

%e6%a0%bd%e5%9f%b9%e3%83%9e%e3%83%b3%e8%87%aa%e7%88%86

・見どころ!

まずは天津飯の戦い!

ベジータの提案によって、6匹の栽培マンとZ戦士がそれぞれ1対1で戦うこととなりました。

まずは天津飯が初戦を買って出ました。

戦闘はおおむね原作通りですが、栽培マンが頭から出した溶解液を、悟飯のみかわせずに棒立ちです。
危ないところをピッコロに救われました。

ナッパによると栽培マンの戦闘力は1200だそうですが、戦闘時の天津飯はそれを上回るわけですね。
相手をなめてかかった栽培マンは、天津飯の攻撃からは立ち上がったものの、ベジータに制裁されました。

2番手はヤムチャ!

続いて戦おうとするクリリンを止めて、ヤムチャが代わりに戦います。
今回のヤムチャの死がネタ的に扱われることが多いのは、個人的にはあまり好きではありませんが、有名シーンであり知名度はかなり高いと言えます。

今回はクリリンとヤムチャの会話が多いですね。ヤムチャは最後に到着した時点でも「遅くなったな、クリリン」と、クリリンに向かって話しかけていました。
2人の仲の良さが示されることで、この後の悲劇がより際立つことになります。

テレビ局の中継によりヤムチャの姿が映ります。
修行によってたくましくなったヤムチャの姿を亀仙人たちが褒めます。プーアルはブルマに、「そろそろ結婚されてもいいんじゃないですか?」と言い、ブルマも頬を赤らめます。これでは死亡フラグのような…

栽培マンとの戦闘はスピード感があって見ごたえがあります。最初はスピードについていけなかった悟飯も、ピッコロのアドバイスで2人の動きが見えるようになりました。

ヤムチャのかめはめ波によって倒されたかに見えた栽培マンですが、突然ヤムチャに抱きついて自爆します。

遺体を確認したクリリンが慟哭し、仇はとりますと拡散エネルギー波を発射。
中継を見ていたプーアルとブルマも泣きだし、カメハウスが悲しみに包まれました。

次回予告では「オッスオラ悟空!ちきしょう…ヤムチャに続いて餃子までが死んでしまうなんて…」と悟空が餃子の死も予告してしまい、結構無茶苦茶です。

・その他のキャラクター

ヤジロベー

マスコミからのインタビューと引き換えにごちそうを食べています。

天下一武道会で活躍した悟空、天津飯、ピッコロを自分の子分扱いして、彼らがサイヤ人を倒すよう頑張っているとテレビ局に伝えます。

これが最後の食事になるかもと、やたらと悲壮感を出そうとしていますが、早く戦場に来いよって感じです。

結局テレビ局の方が先に戦場まで来てしまい、今後ナッパに次々と消し飛ばされてしまいます。