宇宙の懐かしい顔ぶれ GT 63話 「奇跡の逆転勝利!!宇宙を救った悟空」

一言で感想 : 最終決戦らしい展開

・あらすじ

超4サイヤ人化が解け、超一星龍を倒すために悟空が選んだ手段は元気玉。宇宙中に呼びかけて元気を集める。

・見どころ!

悟空消滅か?

タイトル通り逆転勝利の回となります。通常と同じ長さなのですが、体感時間としては長かったですね。
ベジータも超サイヤ人4化が解けてしまい、フュージョンしても超4化は無理ということで、現状のまま闘わなければなりません。

超一星龍はもう闘いを長引かせる気がなく、マイナスエネルギーパワーボールを再び撃ち込んで終わりにしようとします。ベジータに向けて飛んできますが、悟空がそれをかばい、両手で受け止めようと立ちはだかりました。

よく終盤に流れてくる「ひとりじゃない」のアレンジ曲をBGMに悟空が受け止めます。地球は壊れませんでしたが、後には巨大なクレーターが残されていました。悟空は消滅してしまったのでしょうか。
超一星龍自身はそのままおり、マイナスエネルギーが地球を覆い始めて空が暗くなってきました。

いよいよ地球の終わり。ベジータは惑星ベジータに続き、第2の故郷となった地球も今まさに破壊されようとしていることに激高。トランクスらに宇宙船で脱出し、いつかカカロットの仇を討つんだと指示。単身で超一星龍に挑みます。まとめ役として頼もしいシーンでした。もっともそれを聞かずに悟飯、悟天、トランクスは超一星龍のもとへ戻って闘いを挑みます。

最後はやはり元気玉

ベジータ達が決死の覚悟で挑みますがやはり実力差は埋められず、ボロボロになります。しかしクレーターの縁まで追い詰められたベジータがその中で何かを見て、勝利を確信します。

それは元気玉の体勢をとった悟空の姿でした。すでにかなりの元気が集まっています。残っていた地球人が手を上げて元気を提供しています。
界王様に頼んで、地球のみならず宇宙中から元気を集めなければ超一星龍は倒せません。界王様は自分(北)以外の、東西南の界王に協力を依頼し、悟空のメッセージを流してもらうのでした。南の界王のところではトルビーやフーログが修行していました。懐かしいですね。

そして宇宙からも懐かしい顔ぶれ。悟空の声だと認識したナメック星人たちのみならず、ボンパラ、ソンパラ、ダンパラのパラパラブラザーズや、イメッガの人々、ドン・キアーと手下、巨人、ズーナマーやケルボの人々、宇宙船でベビーに乗っ取られていた子どもや療養先の病院の人たちとかもいますね。彼らも手を上げて元気を差し出してくれます。

原作の最後のブウ戦では元気を集めるのに苦労するというくだりがありましたが、今回はやけにあっさり元気が集まります。悟空が宇宙で会ってきた人数はそれほど多くはありませんでしたが、なぜ呼びかけで宇宙中から元気を集められたのかはよくわかりません。話の都合でしょう。

元気を集めきった悟空の姿を見たパンからは「おじいちゃん、神様みたい」との台詞。これが最終回の展開につながっていきそうです。

元気玉によって超一星龍が消滅。地球は救われました。皆が安堵する中で、突如ドラゴンボールから神龍が出現。何事でしょうか。次回でついにドラゴンボールGT最終回です。

・その他のキャラクター

今回は省略します。