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一言で感想 : バーニングスピンはなかなかの技
・あらすじ
悟空が飲み込んでいた四星球から四星龍(スーシンロン)が復活。悟空達の味方となり超一星龍に闘いを挑む。
・見どころ!
超4ベジータを圧倒する四星龍
四星球をまるごと飲み込んだ悟空。超4サイヤ人化が解けてしまいましたが、おでこに四星球がぷっくり現れるという不思議な展開です。まるでギャグシーンのようです。
そんなことはあまり気にしていない超一星龍は、特に追求することなく巨大なエネルギー弾で悟空達にとどめを刺そうとします。しかし意外な声が。四星龍が四星球から突然蘇り、エネルギー弾を跳ね飛ばします。タイトルの「最後の味方」が登場したわけですね。
悟空と四星球の関係から、四星龍が復活してくることはそこまで突拍子もない展開ではありませんでしたが、味方復活は嬉しいところです。しかし悟空が例えば二星球を飲み込んでいたら、沼にいたカエルのようなあいつが味方になって復活してきたのでしょうか?
四星龍は何か様子がおかしく、悟空を倒すのは自分だと言うなど敵であるかのような振る舞いです。一星龍のマイナスエネルギーによって甘さが消えたのだという説明です。
四星龍と初対面のベジータはいきなり襲いかかりますが、スピードで悟空をも上回っている四星龍に圧倒されてしまいます。至近距離からエネルギー波を受けて気を失ってしまいました。
こうして実力差を見せつけられると寂しいものがあります。ベジータは超4らしさがあまり出せませんでした。ただここでベジータ対四星龍を長々とやられても困るでしょうから、それはそれでいいのですが。
四星龍の究極技
四星龍は今度は悟空に襲いかかってきます。ベジータは目を覚まし、助けに来たトランクスに、四星龍は全然本気を出していなかったことを指摘。四星龍はやはり悟空側として復活したのでした。悟空と共に超一星龍を不意打ち。
悟空が四星球を食べたことで、プラスパワーがマイナスエネルギーを消したのだそうです。前から気になっていましたが、プラスパワーって何なのでしょうか?便利な概念ですね。
本気を出した四星龍は究極技「バーニングスピン」を繰り出し、超一星龍を巨大な火球の中に閉じ込めて動きを封じます。中で気を扱えば火球が爆発して超一星龍もろとも爆死させられるという大技です。事実上爆発させない限り脱出不可能であり、大概の敵はこれが決まれば倒せてしまいそうです。
超一星龍も大ピンチに追い込まれて火球が大爆発。四星龍が首尾よく超一星龍を倒したのかと思いきや、復活してくる超一星龍。
四星龍は復活したその回で再び死に追いやられてしまうのでした。最終回までもう出番はありませんから不憫ではありますが、邪悪龍の中でもひときわ目立つ存在感を示し、悟空達の味方といういいポジションで去っていきました。ドラゴンボールGTの中では超4ゴジータ、超一星龍に次いで、超4悟空と並ぶ3、4番目ぐらいの実力を示しました。
・その他のキャラクター
界王神たち
遠く離れた界王神界から解説役で登場しています。このまま悟空達が超一星龍に敗れると、宇宙はどうなってしまうのかを老界王神が示してくれます。
宇宙が滅亡しそうになるのはわかりますが、それはセルあたりでも実現可能だったでしょうから、今更何を言っているんだという気はしますね。