キュイの種族はフリーザが滅ぼしていた！ Z 97話「ナメック星消滅か！?大地を貫く魔の閃光」

アニメオリジナル要素　★★★★
原作　：　27巻319、320話

Contents

・あらすじ

超サイヤ人との戦いで追い詰められたフリーザは、ナメック星を破壊することで自分だけは宇宙空間で生き延びる方法を採る。

アニメオリジナルの内容であり、かなり面白そうな話なのですがすぐに終わってしまいます。

舞台は惑星フリーザのNo.いくつかだと思いますが、ナメック星の状況を遠くから探っています。
ギニュー特戦隊の連絡が途絶え、フリーザのスカウター反応も消えたことで、ナメック星で何かが起きていることを惑星戦士たちが不安がっています。

とそこへキュイによく似た外見の男が登場。「新たな時代が来たのかもしれない」と言い出します。
何のことかというと、この男は自分たちキュイ型戦士の一族を滅ぼしたフリーザが、ついに倒されたと予感して喜んでいるのでした。

結構意外な設定ですよね。
と思った矢先に、この男は他の惑星戦士たちから一斉射撃されて殺されてしまいます。

新たに出てきたのはまたキュイ型の惑星戦士。こいつは司令官と呼ばれています。どこかで聴いた声だと思ったらネイズ役の平野正人さん。
司令官はフリーザへの忠誠心が強いようで、フリーザのおかげで宇宙の勝利者側にいられると思っており、しかもキュイ型戦士の一族を再興することもフリーザは約束してくれたそうです。

宇宙規模の戦争にもつなげられそうな魅力的な話でしたが、超サイヤ人悟空の戦闘力を計測したら数値が大きすぎてコンピュータが爆発するという、ひどい展開で建物自体が大破してしまいました。たぶん彼らも全滅してるだろうなあ…

Aパートでは瀕死のピッコロを悟空の乗ってきた宇宙船まで運んでいます。

途中でギニュー特戦隊との戦いのあった場所を通ります。
グルドとバータの遺体があるのは当然ですが、なぜかリクームの遺体らしきものもあります。
リクームはベジータがエネルギー波で消滅させたはずなのに、おかしいですね。

以前にデンデが通りかかった時は、グルドとバータの遺体だけ見つけていたように思うのですが。

さて悟空の宇宙船に着きます。と、場面はカプセルコーポレーションへ移ります。

ブリーフ博士が新たな宇宙船の準備をしており、そこに信号が。悟空の乗ってきた宇宙船に誰かが入り込むと、ブリーフ博士のもとに信号が届くようになっていたのです。カメラもあって映像が送られています。

悟飯の映像が地球へと送られ、ちょうど近くにいたチチが悟飯に呼びかけます。亀仙人も会話に参加してきて、ナメック星の様子を聞きます。この時の会話でクリリンの死が亀仙人たちに伝えられます。

尺を稼ぐためにアニメオリジナルシーンが増えてきていますが、以降の原作と齟齬が出てこないか心配になりながら見ています。

今回フリーザがナメック星の中枢を破壊して爆発寸前に追い込みますが、その際にフリーザの宇宙船が地割れに落ちて行きそうになっています。というかほぼ落ちています。これも後の展開を知っている者からすると心配ですね。

今回最後でフリーザは「あと5分でナメック星が大爆発を起こす」と言います。ちなみに今回が97話ですが、実際の爆発は106話です。

久々に出てきた印象。
ミスター・ポポが地球のドラゴンボールをもうすぐ集め終わるということで、界王様に界王星にいるヤムチャたちを生き返らせる予定だと連絡しています。

いまするべき連絡事項でもないと思いますが、神様が話しかけてきたことでピッコロの生存、ひいてはナメック星がまだ爆発していないことが明らかになるファインプレイでした。

界王様がナメック星の様子を探っている間にも、神様がしつこく話しかけるので、一喝されてしまいました。