セルがうるさい回です！ Z 187話「セルに異変！！崩された完全体」

アニメオリジナル要素　★★
原作　：　35巻410、411話

Contents

・あらすじ

覚醒した孫悟飯にはセルの攻撃が通じず、逆に蹴りつけられて手痛いダメージを受けてしまう。徐々に動揺が走り始めたセルは、いよいよ地球もろとも破壊しようと、特大のかめはめ波を放つのだった。

今回のAパートでは、セルが悟飯に攻撃が通じないことに対して焦り始めます。
自分を鼓舞しているのか、威嚇のためなのか、とにかくうわあーうわあーてやあーと叫ぶ場面が原作よりもかなり多くなります。

声優の若本さんの熱演が光る回でもありますが、いろいろとやかましいので、悟飯に蹴りを入れられると少し気分がスッとしてしまいました。

Bパートではセルが逆上。ここでも「ちくしょおおお」と、気合いの入った演技を堪能することができます。

孫悟空との戦いの時にも、魔貫光殺砲や四身の拳、気円斬などのZ戦士の得意技を披露していたセルですが、今回悟飯に追い詰められて、再び気円斬を放ちます。

それが通じないとみると、すぐさま飛び上がって魔貫光殺砲を放ちます。しかし悟飯にはあっさり片手で跳ね飛ばされてしまうのでした。オリジナル技の持ち主であるピッコロの胸中が気になります。

さらにはフリーザのように指から光の弾丸を連射しますが、当たっているようにすら見えません。
そして切り札的に選んだのが、かめはめ波でした。

セルと孫悟飯の戦いを見学し続けている一行。
ミスター・サタンは悟飯を弟子にすることを決めたと言います。

現在の弟子であるカロニーとピロシキは、自分たちの立場はどうなるのかと心配しますが、なんとサタンは、彼らはとっくに破門だととんでもないことを言い出します。
何も破門しなくてもいいような気もしますが。

悟飯のセルとの戦いぶりを見て、精神と時の部屋でともに修行していた時のことを思い出します。
修行中に悟空の強烈な一撃を受けてしまった悟飯。この日はもう悟飯が立ち上がれないと思い、休もうと促す悟空ですが、悟飯は覚醒状態で立ち上がって修行の続行を希望します。

悟飯の成長ぶりを見てどことなく誇らしげな悟空でしたが、悟飯がセルにとどめを刺そうとしないことに不安を覚えます。そして次回、その不安が現実となってしまうのでした。