ドラゴンボール / DRAGON BALL Z #24 【DVD】
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一言で感想 : 次々と謎が出てくる面白い回
アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 30巻358話
・あらすじ
ブルマのもとにもう1体タイムマシンが発見されたという連絡が入り、トランクスと悟飯は現場でブルマと合流してそれを確認する。中には卵の殻のようなものがあり、ここから出てきた何者かがタイムマシンを操作してやってきたらしいことが明らかになった。
・見どころ!
できる後輩のようなポジションの悟飯!
ブルマのもとに、もう1体のタイムマシンが見つかったと連絡がありました。
トランクスは発見場所へ向かい、そこでブルマと合流することにします。
悟飯も探すのを手伝うと言って同行。
この際チチに対しても「大丈夫ですよお母さん」と、敬語で喋るという丁寧さ。若干周りの目を意識していますね。
発見場所付近でタイムマシンを発見したのは悟飯。
近くまで来たブルマを誘導するのも悟飯と、よく動きますね。
飲み会の幹事とかやっても有能そうです。
トランクスは年上ではありますから悟飯も敬語で話し、一方トランクスも未来世界の悟飯が師匠でしたから、今の悟飯にも敬語という、よくわからない関係性になっています。
このあとでセルの抜け殻を発見したのも悟飯で、なかなか貢献度が高いです。
セミではないかと考えるブルマに対し、博学の悟飯は「こんなセミはいませんよ」と断言。自分の知識には結構自信ありげです。
クリリンと18号のポーズが同じ!
悟空をカメハウスに連れてきて、亀仙人やウーロンにいきさつを説明するクリリン。
人造人間が悟空を追いかけてくるならば、今度はカメハウスが危険なんじゃないかと心配するウーロンに対し、亀仙人は自分がいるから大丈夫だと自信ありげです。
かつて武道の神と呼ばれ、天下一武道会でも優勝したことが自身の根拠のようですが、ウーロンはそれは大昔の話だろと反論し、口論になります。
クリリンは椅子の背もたれに肘をついてその様子を眺めていますが、いきなり車の座席の背もたれに肘をつく18号のシーンに切り替わります。
同じポーズなのが、その後の暗示のようで面白いですね。
この時点では原作でも人造人間編がまだまだ続いているころでしょうから、アニメ版のスタッフに先見の明があったのかもしれませんね。
・その他のキャラクター
神様
今回は謎がいくつも提示されるミステリー回で、個人的にはかなり好きな回です。ゾクゾクします。
神様の言動もその恐怖を増すのに一役買っています。
最後の方に出てきますが、顔面に汗をかき、「間もなくこの地球にとんでもないことが起こる…」とか「絶望的な予感がするのだ…」とか凄い顔で言うものですから、見ているこちらも、そうなのか…という気分になります。