ドラゴンボール / DRAGON BALL Z #26 【DVD】
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一言で感想 : 相当面白いバトルだったと思います
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 31巻367話
・あらすじ
ベジータとトランクスが精神と時の部屋で修行する中、ピッコロは1人で人造人間17号と交戦開始する。17豪華18号のどちらか1人でも倒せばセルの完全体を防げるため、ピッコロは全力で17号に挑む。
・見どころ!
ピッコロの強力技の1つ「魔空包囲弾」!
今回のタイトルにもある「激烈光弾」。
ピッコロの技として知られていますが、まずはどういう技なのか思い出してみましょう。
胸の辺りに両手を持ってきて気を溜め、それを相手に両手で撃ちだすと、巨大な気の塊が相手にぶち当たるという技ですね。
この技は今回より少し後の、生体エネルギーを集めまくってパワーアップしたセルに対して、ピッコロが放った技です。
原作では特に名前が付いていない技なので、「激烈光弾」という名前だと認識したのはゲームの影響です。
特にSFC「超武闘伝2」。「激烈光弾!!」の言い方がカッコよくていいんですよね。
さて今回は、ピッコロと17号の戦いが始まったばかりです。いくらなんでも今回でセルがやってきて、17号が攻撃され、ピッコロが激烈光弾を放つところまで1話で話が進むとは思えません。
ということで、おそらく今でいう「魔空包囲弾」が、「激烈光弾」扱いでタイトルになったのでしょう。「魔空包囲弾」の名前の初出はよく知りませんが、PS「ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22」の時点ではすでにありました。
空中に浮かんだ17号の周辺にエネルギー波を次々と放っていくピッコロ。17号は、どこを狙っているのかと小馬鹿にした表情を浮かべますが、気づいた時には無数のエネルギー弾が17号を包囲していました。
17号が気付いた瞬間に、BGMが一気に緊迫したものに変わるのもナイスな演出。
ピッコロの気の操作によって全てのエネルギー弾が一気に17号に集まり、大爆発を起こします。これが「魔空包囲弾」と呼ばれる技です。
アニメでは技の模様が丁寧に描かれていて、かなり迫力のあるシーンです。
魔空包囲弾の前に、あえてピッコロがエネルギー波を撃ちまくり、17号がそれらを余裕でかわすという描写が追加されています。
これによって後から、同じ軌道で飛んでくる魔空包囲弾用のエネルギー弾には無警戒という状況を作り出しています。
今回はピッコロと17号の戦いが原作よりもかなり追加されていて面白かったので、それのみの紹介となりました。
17号は実力が同程度の相手との戦いを相当楽しんでおり、18号が交替を申し出ても、楽しい時間を奪うなと固辞しています。
・その他のキャラクター
18号
そういえば服を着替えていましたね。
あの肩が尖った服で戦ってみたら面白かったと思うのでちょっと残念です。