悲しみに浸る時間もなく次の犠牲者が… Z 188話 「バイバイみんな!!悟空最後の瞬間移動」

一言で感想 : たまに調子に乗るとこうなってしまう…

アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 35巻411、412、413話

・あらすじ

超サイヤ人2に覚醒した悟飯はセルに手痛い一撃を加え続ける。もはや勝利は明らかだが、セルに異変が生じる。風船のように膨れ上がり、地球もろとも爆発しようとしていた。

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・見どころ!

珍しく敵を追い詰める展開だとこうなる

18号を吐き出して、完全体から第2形態に戻ってしまったセル。
完全体でも悟飯に叶わないのですから、なおさら歯が立ちません。

それでも悟飯の元へ歩いて向かって行くセルですが、なぜかズシンズシンと鈍重な歩き方になっています。
セルは体重までアップしたのでしょうか?

悟飯も余裕の発言が多く、「もう終わりか」「つまらない」などと、まるで悪役のようなセリフです。穴に落ちかけたセルを蹴りで穴に落とすなど、悟飯は実はSっ気があるのかもしれません、

結局追いつめられたセルは風船のように巨大化。
瞬く間に、地球ごと吹き飛ぶ爆発を引き起こせるほど膨れ上がり、もはやどうしようもなくなってしまいました。

悟飯は悟空が再三、早くとどめを刺すよう言ってきたことを思い出し、後悔しますが後悔先に立たず。

敵側はフリーザもセルも、いざとなったら地球を破壊すれば、悪くとも引き分けに持ち込めるのですからいいですよね。サイヤ人も地球人も宇宙空間で生き延びられませんが、自分たちは生きていられるかもしれませんし。

瞬間移動で犠牲になった悟空のセリフが追加!

悟空がここでセルを連れて瞬間移動で地球を離れるのはよく知られていますが、悟飯と最期に交わす会話はアニメで少し追加されています。

今回はあまりアニメオリジナル要素がありませんが、数少ないアニオリ箇所です。

「母さんにすまねえって言っといてくれ」の後、「いつも勝手なことばっかりしちゃって。グッバイ、悟飯」とセリフが追加。見ていてどんどん悲しくなってきますね。

ちなみにアニメでは、界王様とバブルスくんのほか、グレゴリーも爆発の巻き添えになってしまいます。

・その他のキャラクター

ベジータ

今回の冒頭までは超サイヤ人でしたが、悟空が瞬間移動で消える直前では黒髪に戻っています。

セルが死んだと思われたため、後始末のような会話をします。18号を抱えるクリリンに対して「クリリン、その人造人間どうするつもりだ」と話しかけました。

驚くのはクリリンの名前を読んだことですね。
劇場版の「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」でも、クリリンの歌に対して「クリリンの野郎!許さん!」と激怒していますが、ブルマ以外でベジータに名前を呼ばれる数少ない地球人の一人ですね。

今回の最後でセルが復活。
ベジータは空虚な気持ちになるより早く息子がセルに殺害されてしまい、次回は怒りを爆発させます。