原作になかったトランクスのバトル! Z 164話 「絶望の未来!!地獄を生き抜いた男トランクス」

一言で感想 : 過去話とオリジナル戦闘で盛りだくさん!

アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 33巻387話の間

・あらすじ

真の力を見せたトランクス。いよいよ完全体セルとの戦いが始まった。悲惨な未来を繰り返させないためにも、セルをここで倒すとトランクスは固い決意で立ち向かう。

17%e5%8f%b7

・見どころ!

極悪非道の未来の人造人間!

今回は1話丸々アニメオリジナル展開となっています。

アニメではAパートが過去の回想、Bパートの後半でいよいよセルとの戦いが始まります。あれ、意外と戦闘シーンが短いですね。

まずトランクスの回想として、未来の人造人間17号と18号が街を破壊していくシーンが挿入されます。

人間たちの抵抗も全く通じません。18号は街が大きくなるのに何百年かかかっているんだろうと知りながらも、「壊れるときは一瞬だ」と、レベッカのMOONのようなことを言いながら破壊を続けます。

Z戦士が立ち向かっていきますが、歯が立たず次々と倒されてしまいます。
ベジータは超サイヤ人になる事ができたようですが17号にエネルギー波で倒され、ピッコロは18号に胸を蹴りで打ち抜かれます。

逃げようとしたクリリンも17号に先回りされてエネルギー波を撃ち込まれてしまい、天津飯、ヤムチャも敗れます。

次は餃子かと思ったら、なぜかヤジロベーがやられています。意外なチョイスでした。
ちなみにここでは餃子について一切の言及もありませんでしたが、他の回(122話)では、餃子も人造人間に殺されてしまったことが明らかにされていました。

遺された戦士である孫悟飯とトランクスが立ち向かいます。実は彼らは結構いい勝負を繰り広げていたのです。これ以降の話はスペシャル版の「絶望への反抗!! 遺された戦士・悟飯とトランクス」に詳しいですね。

トランクスに続いてセルの回想も!

バトル開始かと思いきや、今度はセルの回想です。

ドクター・ゲロの野望により究極のパワーを持った人造人間となることを運命づけられました。ドクター・ゲロ自らの語りが入ります。
17号と18号を吸収する必要がありますが、まずは人間たちを吸収していきます。

レジスタンスのような面々から攻撃を受けるものの意に介さず、逃げようとする彼らを次々と吸収していきます。

レジスタンスを指揮するのは老人の戦士ですが、この声ってドクター・ゲロと同じ、矢田耕司さんではないでしょうか?さっき聞いた声では?って気分になりました。

セルが活動していた未来では17号と18号の姿がなかったため、過去に行って探し出そうとした結果、紆余曲折を経て今に至ります。

トランクス対セルの超バトル!

原作においては、ベジータ救出後に真の力を見せると言ってセルに戦いを挑んだトランクスですが、全く攻撃が当たらずに諦めてしまいました。
アニメでは戦闘が追加され、攻撃も当たります!トランクスファンもこれで安心。

ちなみに気を感じ取った面々の16号やクリリン、天津飯がトランクスを絶賛します。天津飯やセルはベジータと比較してトランクスを持ち上げていますから、ますますベジータが気の毒です。

闘いはいきなり空中戦となり、トランクスは至近距離からエネルギー弾を連発。
力比べの手四つとなり、セルに弾き飛ばされますがすぐに反撃して猛攻を加えます。

トランクス優位の状況に見えますが、セルの表情には余裕が感じられます。セルが「素晴らしいパワーだが、私には勝てない」と宣言して次回へ続きます。

・その他のキャラクター

亀仙人、チチ

カメハウスにいます。トランクスの気によって地震が起きているため、てんやわんやです。
それに乗じて亀仙人はチチのお尻を触って怒りを買います。定番のギャグですね。