勝負は意外な展開に! Z 180話 「死闘に決着!!悟空の降参宣言!?」

一言で感想 : 細かいところで変更点があります

アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 34巻401、402話

・あらすじ

悟空が瞬間移動により、セルの至近距離からかめはめ波を発射。直撃したセルは下半身を残して倒れたものの、再生能力によって復活。再び悟空とセルの死闘が始まった。

・見どころ!

セルの珍しいオリジナル技のバリアー!

悟空のかめはめ波を受けたセルが復活し、再び超スピードの戦いが再開されます。
悟空はセルに対して連続エネルギー弾を放ち、それがまともに直撃。声優の野沢さんが「だだだだだだだ」と連呼するのが大変だったことと思います。

ここでセルは巨大なバリアーをはって攻撃を遮ります。セルにはオリジナル技が少なく、悟空との戦いにおいてもZ戦士の技をいくつも拝借して使っていました。

セルがゲームにおいても大技がかめはめ波だったりするのは、原作でオリジナル技があまり披露されなかったからでしょう。今回のバリアーは珍しくセル独自の技であり、ゲームによっては相手の至近距離で使えば、触れた相手にもダメージを与えられる攻防一体の技となっています。ちなみにバリアーは17号も使っていましたね。

仙豆を巡るやり取りも少し追加!

悟空のエネルギー弾連発によってダメージを受けたセル。しかし悟空も体力がかなり低下してしまいました。セルは悟空に、仙豆を食べればもっと楽しい戦いになるぞと回復を促します。

それを聞いたトランクスは、悟空に仙豆を食べさせて全員でかかれば、セルを倒せると喜びます。原作ではここでベジータに、「てめえにはサイヤ人の誇りがないらしいな」と叱られてしまいます。

仙豆を持っているクリリンはこの時乗り気でなかったため、クリリンはなんとなく悟空の考え方がわかっていて、原作ではトランクスが1人、この場で空気が読めない人のような扱いになるのですが、アニメにおいてはヤムチャと天津飯も仙豆に乗り気な反応をします。トランクス1人でなくてよかったですね。

・その他のキャラクター

ピッコロ

セルが自分の持つ再生能力を使って再生したことに憤慨。くそったれめと吐き捨てます。
そもそもピッコロが初めてセルに会ったときに再生能力を見せなければ、セルは自分の再生能力に気づかなかったのではないだろうかとも思います。まあ戦闘中に傷を負ったときに気づくかもしれませんけれど。

テレビを見ている観客とテレビ局の人間

前回ウーロンのような声をしていた観客が今回も登場しますが、声が変わっています。不思議ですね。

テレビ局へは、巻き起こる爆風や煙によって画面が見えないと、苦情の電話が鳴りやみません。とうとう電話線を切ってしまえと担当の男性が指示。
制作側もその気になればこのテレビ中継関係のパートをもっと長くできたとも思いますが、さすがにリアルの視聴者が怒りだしそうなので控えめにしたのかもしれません。ただもう少し後で悟飯が戦いだすと、特にチチの出番がかなり増えてイライラします。

あと原作で「これ映画じゃねえのか」と発言する観客は男でしたが、アニメでは少女へと変更されています。