DRAGON BALL Z 第22巻(DVD)
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一言で感想 : ベジータがようやく報われたような回です
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 29巻342、343話
・あらすじ
人造人間19号との戦闘中、悟空の様子がおかしくなる。トランクスが話していた心臓病が、戦いのさなかに発動してしまったのだ。ついに超サイヤ人への変身も解けてしまい絶体絶命の状況だが、そこにベジータが現れた。
・見どころ!
ベジータが超サイヤ人になったきっかけ!
心臓病で倒れ、さらに19号にエネルギーを吸い取られて大ピンチに陥った悟空を窮地から救ったのがベジータでした。
人造人間2人は大したタマじゃないと切り捨て、エネルギーを吸い取る手のひらにだけ注意すればいいと分析。
一方人造人間も、ベジータの格闘技は知り尽くしていると、なめた表情を崩しません。
一触即発の雰囲気で、ついにベジータが超サイヤ人化します。
人造人間のみならず、ピッコロや悟飯も驚きの表情です。
ベジータは穏やかで純粋な悪だったために超サイヤ人になれたと語ります。
原作では特に描写がありませんでしたが、アニメではすさまじい特訓の様子が改めて描かれます。
重力室となった宇宙船での特訓以外に、どこかの星で降り注ぐ隕石を次から次へと破壊していきます。
最後に迫ってきた巨大隕石にもエネルギー波を撃ち込みますが、これは自分の力では破壊することができませんでした。
隕石に激突してボロボロになった体で怒りに震えます。これではカカロットに勝てない…
その自分の中の怒りで、突然超サイヤ人が目覚めた、そういういきさつだったのです。
ちなみにアニメOPテーマでは、フリーザ親子が地球にやってきたあたりで、すでに超サイヤ人のベジータの姿が見られます。
やたらと調子に乗っている19号!
病気とはいえ悟空を倒すという金星を挙げた19号。
勢いそのままに、突然現れたベジータも始末しようとします。顔を蹴られて内心怒っているのでしょうか。
超サイヤ人になったベジータを目にしても、薄ら笑いを崩しません。
ベジータの語りから間髪入れずに目から破壊光線を放ち先制攻撃。
周囲に爆風を巻き起こしても残心を忘れていないのは偉いですが、ひょほほほほと笑いながら殴りに行くのはやはり相手をなめています。
次回でいよいよ本格的にベジータと激突。
・その他のキャラクター
ヤジロベー
人造人間によって乗っていたスカイカーを落とされましたが、悟飯に救出されました。
飛べないために戦線に赴く事ができず(行く気はなさそうでしたが)、ブルマと赤ん坊のトランクスの相手をしています。
トランクスをあやしていて、意外と家庭的であることをブルマに褒められています。
ちなみにブルマからは「ヤジロベーくん」と呼ばれていました。
人造人間を見に行こうとするブルマの飛行機に同乗して、再び戦いの舞台へ向かいます。