DVD/キッズ/DRAGON BALL Z #21
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一言で感想 : 人造人間が動き出して、緊迫感のある回に!
アニメオリジナル要素 ★
原作 : 28巻337話、29巻338話
・あらすじ
人造人間が出現するという3年後を迎え、該当の場所である島にZ戦士が集合。予定時刻になっても何事も起こらず弛緩した空気が流れるが、ついに上空に人造人間たちが出現したのだった。
・見どころ!
人造人間がついに動き出します!
Bパートで、悟空たちの元へ仙豆を持ってきたヤジロベーのスカイカーが爆破されます。これは人造人間による攻撃で、奴らはその直後に街へ降りてしまいます。
悟空たちはバラバラに別れて街でそれらしい人物を探し始めます。その間に人造人間による町の住民の殺戮が行われてしまうのですが、アニメでは若干変更があります。
自動車に乗ってきたおじさんは、原作で首を引きちぎられる凄惨なやられ方をしましたが、アニメでは首締めのみです。原作では黒髪でしたがなぜか白髪。
さらに原作には出てこなかったタンクローリーが現れて、人造人間たちを避けようとして事故を起こし、炎上します。炎が燃え盛る中でヤムチャが絶体絶命に陥るという、危機的な状況で次回に続きます。
天津飯の有名なセリフが!
今回は天津飯の有名なセリフである、「餃子はオレがおいてきた」 が聞かれます。ただ、以降のセリフがアニメでは少しアレンジされています。
原作では、
天津飯「修行はしたがハッキリいってこの闘いにはついていけない…」
悟空「ああ そのほうがいい」
というやり取りでしたが、アニメでは「修行はしたが」という箇所がカット。悟空の返事もうなずくだけになっています。
よくこの「闘いにはついていけない」という部分で、お前はどうなんだ、お前もついていけないんじゃないのかという指摘を目にするのですが、次回以降で20号による目からの怪光線をかわしたり、新気功砲でセルを足止めしたりと、頑張っているので個人的には彼の発言はありだと思います。
・その他のキャラクター
クリリン
ギャグがほのぼのと面白いですね。
赤ん坊のトランクスを悟飯がベロベロバーとやって笑わせており、クリリンもやる流れになってトランクスの前に出ます。
しかしクリリンが何かする前にトランクスが笑い出してしまい、クリリンは複雑な表情となります。ヤムチャはここでのトランクス絡みで参加していないのが、関係的にリアルでいいですね。
他にも、邪悪ではない者が向かってくるという情報に対して、「あいつ(ベジータ)は邪悪だろ…」とか、「あやしいやつ見なかったか!?」「み、見た…!あんただ…」といったやり取りがあり、これらは原作の通りです。