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一言で感想 : 悟飯が16号の犠牲でついに覚醒!
アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 34巻407話
Contents
・あらすじ
悟飯を怒らせるべく、セルはセルジュニアを生み出して観戦中だったZ戦士を襲わせる。前回セルに体を吹っ飛ばされた16号は、ミスター・サタンに頼んで悟飯のところに連れて行ってもらうのだった。
・見どころ!
悟空をフォローするピッコロ・ヤムチャ・天津飯!
この回はかなり好きなんですよ。
セルジュニアが悟飯以外のZ戦士に襲い掛かるのは原作通りなのですが、戦闘シーンが大幅に追加されています。
特に戦闘開始直後に真っ先に苦戦するのが、意外にも悟空です。セル戦以降に仙豆を食べ損ねたため、体力が回復していないのです。
モグラのように地面を移動して、上から下から攻撃してくるセルジュニアに滅多打ちにされてしまいます。
一方、他のZ戦士は頑張っています。クリリンも攻撃をかわされて、「こっちだよー」とおちょくられるのは原作通りですが、その後は激昂して果敢に攻撃に向かっています。
ヤムチャや天津飯も、開始直後はセルジュニアの攻撃を防御できています。
そしてピッコロが、疲労している悟空を援護するよう、ヤムチャと天津飯に名指しで指示。自分の相手をしていたセルジュニアを別のセルジュニアに投げつけたり、上空からさらに別のセルジュニアを蹴り飛ばしたりと、獅子奮迅の活躍。
少し余裕ができたヤムチャと天津飯が、悟空を攻撃しているセルジュニアの腕をつかみ、2人で同時に強力な蹴りをお見舞いします。
威力十分で、セルジュニアも結構吹っ飛びました。
地面に激突する音が、ドサッとかではなくて、チュドーンと爆発して落ちるのが、ダメージを与えたことが伝わって好ましいです。
ここでの2人はかなり頼もしくて、見ていて嬉しくなりますね。
悟空もサンキューとお礼を言い、それでも油断せずに気を溜める天津飯とヤムチャ。今回の追加要素は非常に良かったです。
ファイナルフラッシュを蹴り飛ばすセルジュニアが強すぎます
ベジータは精神と時の部屋で再度修行して、さらに実力をアップさせてセルゲームに赴いたはずですが、セルジュニア戦では一進一退の攻防です。トランクスも同じような状況ですね。
ということはセルジュニアはセル第2形態より明らかに強いということになります。
他のZ戦士が次々と劣勢に追い込まれていく中で、ベジータはまだ体力が残っており、セルジュニアと殴り合いになります。
これ以上雑魚の相手をしていられないと、かつてセルの腕を吹っ飛ばした大技のファイナルフラッシュを放ちます。明確にファイナルフラッシュとは言っていませんが構え的に合っているでしょう。
凄まじい威力の技ですが、セルジュニアはなんと笑みを浮かべています。そして両手でファイナルフラッシュを受け止めて、他の方向へ蹴り飛ばします。そんなに強かったんですかセルジュニアは。
呆然とするベジータに手痛い一撃を加えたものの、ベジータも反撃に転じて、再び殴り合いが再開されました。
悟飯が16号の死で覚醒!
今回の話の最後は、16号がセルに破壊され、それをきっかけに悟飯が超サイヤ人2に覚醒するシーンです。
有名なシーンであるため改めてここでいろいろ書こうとは思わないのですが、声優の野沢さんの叫び声に加え、爆発する演出、そしてBGM(運命の日~魂VS魂~)が気分を最高に盛り上げたところで次回へ続きます。
アニメオリジナル箇所も原作準拠の箇所もかなり面白い、豪華な回でした。
・その他のキャラクター
ミスター・サタン、16号
いよいよ観戦組にも被害が及び始めたことで、アナウンサーやサタンの弟子たちは逃げることを提案します。
ところがミスター・サタンのみ、チャンピオンの意地で逃げずに残ろうとしますが、やはり腹痛だと言い出して病院へ行こうと結論付けます。
引き上げようとする彼らに、首だけとなった16号が話しかけます。自分を孫悟飯のところへ運んでほしいというのです。
チャンピオンと見込んで頼む16号に心を動かされたのか、ついにミスター・サタンが首を抱えて走り出しました。悟飯の覚醒へとつながる重要な役割を果たしましたね。