セルジュニアが攻めてくるのは次回から! Z 183話 「ちっちゃな脅威!!セルジュニア来襲」

一言で感想 : 16号がひたすら気の毒!

アニメオリジナル要素 ★
原作 : 34巻405、406話

・あらすじ

悟飯とセルとの戦闘が続くが、悟飯の怒りのパワーがいまだ発揮されない。ピッコロはその状況を悟空に抗議し、さらには16号が密かにセルに接近し、自爆を試みていた。セルは一向に怒らない悟飯に業を煮やし、仲間に協力してもらおうと、セルジュニアを生み出してZ戦士を攻撃させる。

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・見どころ!

悟飯思いのピッコロさん!

なにかとネタにされがちな回です。悟空の思惑に反して、悟飯が一向に怒りません。
ピッコロは悟飯が一方的に攻撃を受けている姿にとうとう我慢できなくなり、悟飯を助けに行こうとします。

悟空はかたくなに悟飯を怒らせる作戦を変更しませんが、ピッコロによって、悟飯がまだ子供であることや、悟飯はきっと、なぜ悟空が助けに来てくれないんだろうと考えているであろうことを諭されます。

それによって悟空の考え方が変わりそうでしたが、それより先にセルの妨害が入り、クリリンが持っていた仙豆も奪われてしまいます。

結果的に16号の乱入やセルジュニアの襲来によって流れが変わりましたが、ピッコロがかつて悟飯の親代わりとなって面倒を見てきたことを示す、温かみのある一幕でした。

16号の自爆が不発!

悟飯を傷めつけているセルですが、一瞬の隙をついて16号がセルを羽交い絞めにします。生粋の人造人間である16号には気がないため、セルもその接近を察知することができませんでした。

16号の体内にはもともと強力な爆弾が仕込まれているらしく、それを密着した状態で使うことでセルを粉々にできると見込んでいたのです。
しかし後述しますがブリーフ博士が爆弾を発見したときにそれを体内から取り除いてしまっており、自爆することはできませんでした。

16号は何も悪くないのですが、正直アニメで見ているこちらがいたたまれない気持ちになる、気の毒なシーンです。すべった芸人を見ているような空気になってしまいました。

セルジュニア登場!

今回はちょうどDVD31巻の最後の話です。
セルジュニアとZ戦士の戦いが見たい!と思われた方は、話のタイトルからしてこの巻を買ったり借りたりしそうなものですが、実際に本格的な戦闘開始は次の回からです。DVDでいうと32巻。

・その他のキャラクター

ブルマ

回想シーンで登場します。セル第2形態との戦いで負傷した16号を、カプセルコーポレーションで修理していました。 その際に父のブリーフ博士が、心臓の辺りの爆弾を発見します。

ブルマによると並みの爆弾ではなく、地球だってぶっ飛ぶかもしれないそうです。危ないから取り外してしまったとのことで、さすがに空振りに終わった16号も失望しています。16号はセルによって体を吹き飛ばされ、それをテレビ中継で見ていたブルマもショックを受けました。