ドラゴンボール / DRAGON BALL Z #25 【DVD】
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一言で感想 : 自然を破壊しまくる18号…
アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 31巻365話
・あらすじ
人々の生体エキスを吸って回っているセルは、また新たな街に目をつける。ピッコロたちは気の乱れを頼りにセルを追うものの、なかなか追いつく事ができずに逃げられてしまう。一方カメハウスでは、ついに悟空が目を覚ました。
・見どころ!
ホラーのような始まり方!
今回はどこかの街の陽気な音楽で始まります。
これはテレビのエアロビクスの音声ですが、見ているはずの人間の姿がありません。
朝食らしき準備がされたテーブルを挟んで向かい合った椅子には、先ほどまで座っていたと思しき人々の服だけが残されていました。
うーん、マリーセレスト号の事件みたいに思えてきました。まああれも創作部分が多いみたいですが…
街中のレストランからも人が消え、路上では事故を起こした車のみがあり、電話ボックスでは電話中に人が消えたのか、相手の声のみが受話器から聞こえてきます。
場面が空港へ変わり、職員と思われる男性が銃を乱射しています。相手はもちろんセルですね。銃撃をもろともせずに職員からも生体エキスを吸収します。
街の人々が全滅したかに思われましたが、机の下に幼い男の子と姉が隠れていました。セルに見つかってしまって逃げるも、追い付かれてしまって尻尾の餌食になりかけます。
もう終わりかと思われたところですが、救いの手が入ります。
なんとクリリンです。セルに太陽拳や体当たりを食らわすなど、必死で姉弟の逃亡に力を貸しました。
トランクスの回想が長い!
今回はAパートが前述のとおりセルとクリリンとの戦いです。
これはオリジナル要素としてかなり頑張っており、これで1話分作ってもよかったのではないかと思うのですが、Bパートはトランクスが長々とこれまでの総まとめのような回想に入ります。
メカフリーザやコルド大王を倒すところから、悟空との会話、19号の残骸、16号の起動、セルの乗ってきたタイムマシンの発見など、いろいろと思い返しています。
何が言いたいのかというと、ベジータとともに修行する決意を固めた、というだけです。あまり意味のない部分です。
・その他のキャラクター
18号
17号の運転する車で孫悟空の家までのドライブ。
今回は森の中を行きます。舗装されていない道であるため、車が揺れてなかなか乗り心地が悪そうです。
17号はこういうのも楽しいと言いますが、18号はそうは思わなかったようで、前方にエネルギー波を放って木々を全部消し飛ばしてしまいます。
車の行く道は荒野と化してしまいました。
自然を愛する16号が乗っているので、そういうことをするとブチギレられてしまいそうですが、16号は顔を少ししかめただけで終わりました。
孫悟空
今回ついに眠りから覚めます。
原作では家の中でしたが、今回はすでにカメハウスから出て、気を海に向かって放出していました。
珍しくチチとのラブラブっぷりが見られてよいですね。