秘密がいろいろ明らかになる回！ Z 143話 「憎悪と破壊の生命体！！奴の名は人造人間セル」

一言で感想　：　未来のトランクスはあまり強くなってなかったですね

アニメオリジナル要素　★★★
原作　：　31巻363話

・あらすじ

ジンジャータウンを恐怖に陥れた化け物の前にピッコロがたどりつく。化け物の名はセルで、ドクター・ゲロの作った人造人間であった。

・見どころ！

軍隊がセルに攻撃だ！

原作ではピッコロとセルの会話が中心となる回ですが、途中で軍隊が介入してきて少し戦闘になります。

ドラゴンボール界における軍隊は、ピッコロ大魔王やナッパなど、強力な敵キャラにふっとばされるという損な役回りであることがわかっているのですが、それでも今回もセルの前に現れます。

ちょうどセルがピッコロの腕に尻尾を突き刺し、生体エキスを吸っている最中です。

隊長でしょうか、なかなかガタイのいい男性の号令で、一斉に上空にいるセルに攻撃を仕掛けます。
砲弾では通用しなかったために今度はミサイルを撃ち込みますが、セルは食事の邪魔をされたとご立腹です。

ミサイルを念動力か何かで反転させ、戦車に命中させて吹き飛ばします。軍隊の出番はここまで。

セルに捕まってしまったピッコロは、原作では頭突きによってセルから脱出します。
ところがこのタイミングで軍隊が出てきていたことで、ああ、アニメでは軍隊の攻撃に乗じてセルの尻尾から逃れるんだな、と私は思ったのですが、全くそういうことはなく、軍隊からの攻撃はピッコロにもそのまま当たっているように見えます。

そして軍隊が一掃されてから、頭突きで脱出しています。今回の軍隊は完全に尺稼ぎでしかなかったのですね。

未来のトランクスがセルに狙われてしまった！

セルが自らの来歴をピッコロに語ります。

ピッコロの最後の質問は、セルがなぜ未来からわざわざこの時代までやってきたのか、ということでした。

自分が動けるようになった未来では、セルが完全体になるために必要な17号と18号の姿がありませんでした。
よってタイムマシンを持っていたトランクスを殺害し、それを奪って17号と18号がいる時代までやってきたというわけです。

ここは原作では会話だけで説明されましたが、アニメでは若干シーンが描写されます。

その次元のトランクスはなんとかして17号と18号を倒していました。
ところがタイムマシンを奪おうとするセルが忍び寄ってきます。

トランクスは剣を握ってセルに突進していきますが、あえなくセルに敗れて死亡してしまいます。やはり修行によって強くなっていたわけではないようですね。
そういえばいつしかあの剣を使わなくなっていました。

未来のトランクスはドラゴンボール超でも関わってくるので、この辺りはやたらと複雑です。

・その他のキャラクター

孫悟空

心臓病の薬によって、だいぶ体調が回復してきたようです。カメハウスの2階にて、チチと悟飯に看病されています。

唐突に腕を上げて伸びをしたために、目覚めるのかと2人を驚かせたものの、再び寝息を立ててしまいました。とはいえ目覚めるときは近いようです。