DVD/キッズ/DRAGON BALL Z #21
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一言で感想 : ベジータの執念と、ブルマとの絆が深まっていく様子が描写される重要な1話
アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 28巻336話の間
Contents
・あらすじ
3年後に現れる人造人間との対決に備え、カプセルコーポレーションで修業を行っていたベジータ。
孫悟空が100倍の重力で修行していたことを踏まえて、なんと300倍の重力室で修行するが、怪我の連続となってしまう。
・見どころ!
全く原作で描写がなかった3年間を補完するシナリオがありがたい
未来からトランクスが現れて、重要事項を告げて去って行きました。
そしてそれぞれが修行のために別れたところで、原作では即3年後を迎えます。
扉ページで各Z戦士の修行風景が描かれていますが、それのみ。
その間にブルマがトランクスを出産し、ベジータが超サイヤ人となり、ヤムチャが髪型を変えるなどの重大イベントがあったわけなのですが、原作で示されるのは結果のみでした。
ベジータはすさまじい特訓を繰り返したにもかかわらず超サイヤ人になれなかったことから、自分への怒りで超サイヤ人に目覚めたと本人が後に語ります。
今回の話ではそのすさまじい特訓の内容が描かれています。
せっかくブリーフ博士が装置を準備してくれたのですが、修行によって何度も破壊されてしまうのが気の毒。
ブルマがベジータを心配し、徐々に彼に魅かれていくのがわかります
過酷な修行によって寝込んでいたベジータが部屋で目を覚ますと、そこには看病疲れなのか机で突っ伏して寝ているブルマの姿がありました。
その後もブルマはベジータに、怪我が治るまで修行を控えるよう意見しますが、ベジータは「お前、あと3年で死にたいのか」と、暗に自分が解決することを宣言するようなセリフを返され、たじろいでしまいます。
・その他のキャラクター
ヤムチャ
さすがに身動きすらままならず、スイッチを押して重力を解除してしまいます。自分はサイヤ人ではないから無理だろうと最初からあきらめてしまうよりも、チャレンジしてみる精神は見習うべきところがあると思います。ブルマがベジータを介抱する様子を呆然と見ている場面もあり、複雑な心境が描写されていますね。