フリーザの救出劇が明かされる！ Z 119話「フリーザはボクが倒す…悟空を待つ謎の少年」

アニメオリジナル要素　★★★
原作　：　28巻330話

Contents

・あらすじ

ナメック星で死亡したと思われたフリーザが、メカフリーザとして復活。父のコルド大王と共に地球へ向かってくる。地球に未曽有の危機が迫るが、フリーザたちの前に謎の少年が現れた。

ベジータはヤムチャと共に、フリーザの着陸予測地点にやってきます。
コルド大王に対して、ベジータは「フリーザよりはるかに大きな気の持ち主」と見積もります。コルド大王がそれほどの気を持つとは意外ですね。

フリーザたちはこの辺りに降りてくるはずだと、ベジータがヤムチャに話しかけているようですが、ヤムチャがそれは確かなのかと疑うため、知らない奴は黙っていろと怒り出します。そりゃそうですよね。ヤムチャが疑う意味も分かりませんし。

フリーザを見に来たというブルマに対しては、「かなり気も強いな」と見直したような評価です。

この後、天津飯と小競り合いがあり、アニメでは最後にザコ呼ばわり。先に来て気を消しているピッコロについては、さすがだと褒めます。
ベジータが認めているのはピッコロだけのようですね。

ちなみに天津飯のセリフも、原作の「まだ地球にいやがったのか」から、アニメでは「また地球に戻ってきやがったのか」と、変化しています。ガーリックJr.辺の最中に、ベジータが宇宙へ悟空を探しに行っていたことを踏まえてでしょう。

地球に降り立った時点では、「地球か、悪くない星だ…」と余裕の表情だったフリーザですが、すぐに一変します。
近くの崖の上に、孫悟空の幻を見たのです。みるみる表情が険しくなり、ここで回想。

最後に悟空のエネルギー波を受け、宇宙空間を上半身のみでさまよっていたところを、コルド大王の宇宙船に救出されました。よく見つかったものです。

息子の無残な姿を見たコルド大王が怒りすぎて、宇宙船のガラスを破壊した結果、乗組員が一人宇宙空間に吸い込まれて行ってしまいました。

その後はフリーザ軍の治療と改造により、フリーザは元気な姿を取り戻しました。甦って開口一番、地球に行くことをコルド大王に告げます。

終始浮かない表情です。
フリーザの戦闘力を知って、一番うろたえていたのが彼でした。

生き返ったばかりでまた死ぬのか…となかなか悲壮感溢れるセリフ。
人間らしくていいですね。