劇場版並みに見ごたえのある戦い! Z 230話 「待ってろバビディ!!野望は許さない」

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一言で感想 : タイトルは悟飯メインみたいですが、実際は悟空たちメインです

アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 38巻458話

・あらすじ

ついに悟空とベジータの宿命の対決が始まった。一方悟飯と界王神は魔人ブウ復活阻止のために、バビディのもとへと急ぐ。

ベジータ対悟空

・見どころ!

悟空とベジータの戦いをたっぷりと!

2人の宿命の対決は、原作では実は2話とちょっとぐらいしか描写されていませんでした。
意外と短いですよね。
この先のネタバレになりますが、魔人ブウ復活のためのエネルギーが思いのほか早く溜まってしまったので、2人は戦いを途中で終えてしまったわけです。

アニメでは2人の戦いの様子がかなり長く描かれており、せっかくの戦いなので堪能すべきでしょうね。
序盤は手4つの状態から蹴りの応酬。ベジータが頭突きで優位に立ったかに見えましたが、すぐさま悟空の膝蹴りが決まり、さらに蹴り飛ばして岩までぶつけます。

かなり丁寧に描かれていますし、攻防もバリエーションがありますから見ていて楽しめます。
どちらかというと前半はベジータが押せ押せの展開で、連続攻撃が決まりまくり、ときおり悟空が反撃するという様相。

至近距離からエネルギー波でふっとばされた悟空ですが、エネルギー波を撃ち返しながらベジータに近づき、ついに大爆発を起こします。

予想以上のベジータのパワーアップぶりを意外に思う悟空。それを考えている間にベジータに大岩に投げ飛ばされ、体がめり込んでしまいます。ベジータは気で作ったリングによって悟空の両手両足を岩に拘束。これまでの恨みつらみを喋りながら悟空を殴りつけます。
ちなみに過去シーンの回想が流れますが、あまり2人の思い出とは関係ない箇所もあって少し意味不明です。

このあと悟空は拘束されている腕の周辺の岩ごと引っぺがして、それでベジータを殴りつけます。なかなかすっきりするシーンです。

バビディの部下が大量に登場!

魔人ブウの復活を阻止すべく、悟飯と界王神は宇宙船の下層の階へ急ぎます。
途中で降り立ったステージには、バビディの部下と思しき戦士が10人ほどいました。

前にヤコンに食べられてしまったのと似たような風貌の、見るからに雑魚キャラです。
悟飯たちを取り囲みますが、やはり強そうに見えないのか、悟飯に慌てた様子はありません。

界王神にさえ、「雑魚に構っている暇はありません」と言われてしまい、悟飯が気を開放すると全員ふっとばされて倒れました。

まあ、アニメオリジナル箇所とはいえあまりここで尺を使わなかったのはいいですね。時間の無駄ですし。
ただここで界王神の活躍シーンがあればよかったなとも思います。界王神にはまともに戦って勝利するシーンがないですからね。

部下の雑魚たちが倒されると、バビディは下の階に通じる穴を自ら開けて、悟飯たちを誘導します。
この感じだと、部下たちは戦わなくてもいいのに、職務に殉じて倒されたようなものですね。かわいそう。

・その他のキャラクター

ミスター・サタン

今回冒頭から審判のおっちゃんは、表彰式はどうするかとか、準優勝は18号でいいかとか、状況をかんがみない発言を連発します。ベジータが200人を殺していったのですよ。どうもおかしいですよね。

サタンも、18号は大したものだとか言って高笑いしますが、さすがに元気がありません。
チチやブルマも出てきますが、どうもチチは自体をあまり真剣に受け止めていないように思いますし、前回気絶していたブルマは割と早く目を覚まして、ベジータの変貌を嘆いています。