エネルギーの単位「キリ」が登場！ Z 223話「悟空パワー全開！！ブッ飛べヤコン」

アニメオリジナル要素　★★★
原作　：　38巻450、451話

Contents

・あらすじ

バビディの宇宙船での連戦、初戦をベジータが楽に突破し、次に戦うのは悟空。バビディ側は巨体の魔獣ヤコンを送り込む。

ヤコンは早くも退場してしまいますが、今回は戦闘における数値について、興味深い発言があります。
原作でもあったエネルギーの単位「キリ」です。

超サイヤ人になった悟空に対し、バビディは異常に気づいたのか、エネルギーの測定器を持ってこさせてそのエネルギー量を計ります。

悟空は3000キリでした。一方のヤコンは800キリということですから、バビディの言うとおり、ヤコンは悟空に勝てっこないことになります。

ここでダーブラにアニメオリジナルのセリフが入り、少しエネルギーの規模がわかります。
「2、300キリもあれば星の1つや2つは壊せる」、これです。

それに当てはめると、ヤコンは星を1つや2つ壊せるどころではなく、もっと強いということになりますね。フリーザより強いかもしれません。

結局、このキリの単位で他の登場人物のエネルギーが計測されることがなかったため、あまり比較対象がありませんでしたが、強さ考察の上では珍しく尺度が明らかになった回でもありました。

私疲れてるのでしょうか。

じじいのような顔をしながらも小柄な体型。話し方も子供のような異形の存在がバビディです。
調子こいた発言も多く、界王神にとっては忌むべき敵です。

ですが自分の手下を結構信頼しているようで、プイプイやヤコンも応援しています。戦いのステージを整えてやって応援もしています。
今回もヤコンの姿に悟空がビビっていると思って喜びます。なぜか後ろで喋るダーブラと口の動きが連動します。

この頃バビディは、いちいち発言に妙なかわいさがあるんですよね。
宇宙船を壊されないように場所を移動することについて、「魔人ブウが中途半端な力で出てきちゃうでしょ、どうせなら本来の最強パワーで復活してほしいじゃない」というセリフがあるのですが、小学生みたいな喋り方なのです。なんかいいんですよね。

興味のある人（いるのか？）は、実際にDVD等で見て見たら面白いと思います。

バビディの声優は北の界王様やブリーフ博士やナレーションと同じく、八奈見乗児さん。界王様もなんかかわいいところがありますし、不思議な魅力がある声ですね。

出れば出るほど株が下がってきています。
今回は皆で暗黒星に移動して、ヤコンと悟空の戦いを観戦します。

ヤコンの動きを察知して、攻撃をかわして反撃する悟空。
それを余裕の表情で見ているベジータと悟飯。

界王神だけ状況についていけずに、「何が起こっているのかわかりますか！？」と不思議がります。
彼はやはり気の流れをとらえる事ができないのではないでしょうか。

驚き役としては優秀ですけどね。
あとヤコンの特技や住処の星について知っている博識ぶりも偉いです。

まあ、ダーブラも超サイヤ人になった悟空について「ただ光っているだけですよ」と、何もわかっていない発言。この人は後から挽回の機会はありそうですが。