![]() DRAGON BALL Z #46 [ 野沢雅子 ] |
一言で感想 : 意外と早く飴玉から元に戻った印象
アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 42巻505話
・あらすじ
ブウの戦略によってベジットは飴玉に変化させられてしまう。勝ち誇る魔人ブウだが、飴玉姿のベジットはその状態のままブウに攻撃を仕掛け、体当たりによってダメージを与える。歯が立たなくなったブウはさらなる作戦を考える。
・見どころ!
飴玉ベジットが強い!
飴玉とブウが闘うという異色の回ですね。
ですがまずは界王様の元で、体を与えられた状態でいるクリリンとヤムチャが登場。
ここはアニオリです。ベジットが飴玉にされてしまったことにより、界王様はもう負けだと思ったのか、後ろにいるクリリンの方を向きます。
クリリンは、次は自分がブウと闘わされるのではないかと考えて慌てます。服の上から汗をかいています。
と、そこへヤムチャがやってきました。前回オリブーらと闘っていたヤムチャですが、汗を流しにシャワーを浴びてきたとのこと。
ここにはかわいい女性がいないようで、その不満を述べます。
ちなみにクリリンは今回も「ヤムチャ」と、呼び捨てです。会話もため口。
ブウがベジットを飴玉に変化させるのは原作通りですが、その姿での戦いはわずかに3ページです。
アニメでは若干この状態でのシーンが長く、Aパートはほぼ飴玉での攻撃に費やされます。
頭上からブウを押しつぶしたり、ブウの手に握られた状態でありながらも手の中で暴れまわったりと、圧倒できる状況なのは変わりないようです。
さすがに諦めたのか、ブウも意外に早く飴玉状態を解除して元に戻します。
ベジット対ブウ再戦!
後述する閻魔大王の回想シーンがあってもまだ尺が余るのか、アニオリの戦闘シーンが追加されています。
ベジットがブウ相手にその強さを見せつける構図は変わっていませんので、安心して見られます。
ブウを殴り飛ばし、頭突きに蹴り。
凄まじい威力のエネルギー波でブウの下半身を吹っ飛ばし、その状態のブウを頭から殴りつけ、地面に落ちる寸前で蹴りを入れるという、鬼のような一方的な攻撃です。
それでも光線で反撃するブウに対して、かめはめ波で腹に風穴を開けます。
ブウは満身創痍に見えますが、すぐに修復。しかしそれが追い付かずに腹の穴が残ったままで、ベジットにあざ笑われる始末。絶体絶命ですね。
実力の差を再び見せたところで、ベジットがとどめまで10数えるという原作の展開に戻ります。
・その他のキャラクター
閻魔大王
なぜかBパートは回想シーンが入ります。占いババと閻魔大王の会話です。
占いババは、閻魔大王がベジータに言うことをきかせて、魔人ブウと闘うことに同意させたことを疑っているようです。
ここで回想。「おい閻魔!」と怒り状態で閻魔大王のところにやってきたベジータ。
魂になるのかと思ったら、自分の身体があるのはどういうわけだと訝しんでいます。
もう一度魔人ブウと闘う気はないかと説得する閻魔大王。
命を賭して攻撃したブウがまだ生きていることを、誇り高いベジータは耐えられないのではないかという論調ですね。このままではまるで犬死であると。
この挑発にベジータが爆発。閻魔大王の前で気を開放してしまいます。そしてブウとの再戦に同意したのでした。
閻魔大王の館はボロボロになりましたが、説得はうまくいったようでよかったですね。