DRAGON BALL Z #46 [ 野沢雅子 ] |
一言で感想 : 理科の教育アニメを見ているような展開
アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 42巻506話
・あらすじ
ブウに吸収された悟飯らを助けるために、わざと自ら吸収されたベジット。ブウの体内ではポタラでの合体が解けてしまい、悟空とベジータは2人で探索を始める。
・見どころ!
今回でベジットは見納め
今回はAパートが原作通りです。
バリヤーを使った状態で吸収されたことで、ブウに利用される形での九州とならなかったベジット。
ブウの体内では自由に動けるようですが、なぜかポタラでの合体が解除されてしまいました。
ということでここからは悟空とベジータがそれぞれ行動することになります。
ベジータがもう合体はこりごりだとしてポタラを破壊するのも原作通り。悟空も合わせてポタラを破壊してしまうのがもったいないですね。
ここでAパート終わりです。なぜか異様にAパートが短く感じました。Bパートがインパクトのある内容だからでしょうか。
ブウの体内での冒険が始まる
Bパートはアニメオリジナルの展開です。
いかにもアニオリの、スケールダウンした展開ですが資料的価値のある回としては楽しめそうです。
悟空とベジータは歩いて悟飯たちを探しに行くようです。飛べないのでしょうか。ここら辺の設定は制作側のさじ加減なので、考えても答えが出ませんね。
いきなり床が底なし沼のようになり、悟空たちは下の階層に落ちてしまいます。
どうもブウの胃袋の中に落ちたようです。
未消化の状態のお菓子が徐々に溶かされていく様子が見て取れます。
悟空の身体も胃液によって少し溶けていきそうになり、ベジータに心配されます。
未消化の食べ物に囲まれて動きが取れなくなり、ついには胃液によって流されそうになったところで、ベジータのエネルギー波で窮地を脱します。
なぜなかなか飛んだり、超サイヤ人にならないのかはよくわからないなと思っていたら、あっさり飛んで胃液や消化された食べ物から脱出。
道中に出てくる食べ物がお菓子ばかりであることについて、悟空は「体によくないし太るぞ」と苦言を呈します。なかなかいいことを言いますね。
以降は体内の分解酵素が悟空たちに襲い掛かってくるという状況。
うーむ、人体についての理科の教育アニメを見ているような展開ですね。
悟空はまとわりつく酵素(のようなもの)に体の自由を奪われてしまい大ピンチ。
てっきり映画「超サイヤ人だ孫悟空」のメダマッチャ戦のように、気でまとわりつくものを吹っ飛ばすのかと思ったのですが、されるがままですね。
そこへ巨大な蛇のようなものも現れて次回へ続きます。この蛇みたいなやつは吠えていますが、声帯があるのでしょうか。
・その他のキャラクター
魔人ブウ
腹の中でベジータがエネルギー波を放ったことで、痛みを受けます。
どうもベジットを吸収したことで、消化不良を起こしたのだと自分で納得しています。
結構痛そうにしているのが妙に人間臭いです。