DRAGON BALL Z 第42巻(DVD)
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一言で感想 : イダーサとイコーセはもうちょっといい奴かと思っていました
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 40巻473話
・あらすじ
悟天とトランクスにフュージョンを教え込もうとする悟空だったが、バビディにトランクスの実家の場所が伝わってしまい、ドラゴンレーダーが失われる可能性が出てきた。トランクスは単身カプセルコーポレーションに向かい、その間にバビディとブウを悟空が足止めすることに。
・見どころ!
足を引っ張るブルマ?
今回も原作の1話分がアニメの1話となっており、やはりアニオリ箇所が多くなって時間を稼いでいます。
悟空もトランクスがドラゴンレーダーを取りに行く時間を稼ぐためにブウの前に現れますから、なんかアニメの中でも時間稼ぎが行われているのが新鮮ですね。
次回以降、トランクスが相当モタモタするので、悟空のように「さっさとレーダーとってこい」と言いたくなります。
さて、アニオリ箇所で出番が増えている1人がブルマです。
まず、フュージョンの前段階として悟天とトランクスが気を同じぐらいにする必要がありますが、トランクスの方が少し気が高いため、悟天に合わせて気を下げるように悟空が指示します。
そこへブルマが口出し。気を下げるような真似をさせてトランクスの才能を殺すなと言うのです。
クリリンが止めに入りますが、構わず悟空を責めようとします。イライラしますね。
カプセルコーポレーションがバビディとブウの標的になった時点でも悟空に迫ってくるブルマ。
トランクスがカプセルコーポレーションまでドラゴンレーダーを取りに行くことになり、心配するそぶりを見せます。
悟空が瞬間移動で行って帰ってくればいいのではとも思いますが、なぜやらないんでしたっけ。
ブリーフ博士の気を感じられなかったりするのでしょうか。
イダーサ・イコーセ兄弟再び!
原作において、トランクスの実家であるカプセルコーポレーションの場所をバビディに教えた人物は不明でした。
トランクス自身も誰がチクったのか想像がついていないようでしたね。
アニメでは明らかになります。
天下一武道会の少年の部で、トランクスと悟天にそれぞれ敗れたイダーサとイコーセ兄弟の母親でした。
大会時にトランクスの名前を知る機会があったこの母親。
さらにイダーサの方も、母親にトランクスの住所が西の都だと補足。イコーセも母とイダーサと共に、バビディに呼びかけようと念じます。
うーむ、母親はともかくこの兄弟の根はまともかと思っていたのですが、そういうわけでもないのでしょうか。
トランクスと悟天の決勝戦を見たいと嘆いていたこともあり、強いやつは強いと認める度量はあったような気がします。
ですがやはり直接蹴られたり殴られたりして無様な負け方をすると、恨みもあるんですかね。
ともかくこの強烈な母親(PTAの役員)はバビディにマシンガントークで恨みを話しつつトランクスの住処を伝えます。
情報提供に感謝したバビディは、顔をしかめながらも今回は母親を攻撃することはしませんでした。
・その他のキャラクター
クリリン
悟空とフュージョンすることを想像します。
なぜか子供のころのカメハウスでの修業時に、フュージョンの練習をしているという設定のよう。
しかもクリリンの方が気が高くて、悟空に早く追いつくように言うという、クリリンの願望が現れた一コマとなっています。