まずは超2悟空がブウに挑む! Z 279話 「未来をつかめ!!宇宙をかけた大決戦」

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一言で感想 : アニオリバトル健在の回です

アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 42巻509、510話

・あらすじ

大界王星を経て界王神界にやってきた魔人ブウ。目的だった悟空とベジータを見つけるが、なかなか闘いが始まらない。ベジータとジャンケンした上で先に闘うことになった悟空がいよいよブウに挑む。

・見どころ!

悟空が超3にならない?

原作通りジャンケンで闘う順番が決まります。悟空が先にブウに挑むわけですが、ベジータは超サイヤ陣化を解いて少し離れたところに移動。
このとき原作では「この目でみせてもらうぞ 超サイヤ人3というのを…」と言い残していくのですが、アニメでは超サイヤ人3への言及がなく「お前の戦いぶり じっくり見させてもらうぞ」とセリフが変わっています。悟空の、超サイヤ人3でデブブウは倒せていたという発言はそのままで、そこからのギャグシーンも残っています。

私も見ていてベジータのセリフにはあれっと思ったのですが、すぐに理由が判明します。
原作ではすぐに超3になった悟空ですが、アニメでは超3にならずに闘い始めます。オーラに電撃が混じっていたので超2ですかね。

闘いの様子は大界王星からも見られています。界王様を通してクリリンとヤムチャが見物。西の界王らもその場に残っており、パイクーハンとオリブーは西の界王を介して様子を伺っています。オリブーは東の銀河の戦士なんですが、西の界王に頼ることになって複雑な心境かもしれません。新顔のクリリンやヤムチャが贔屓されていて気に入らないかも。

いよいよ始まったアニオリバトル

原作と違って用3でなく超2で闘い始めた悟空。ということは尺稼ぎのアニオリバトルであることが明らかです。むしろそういうのが多い方が、私の書くことが増えて嬉しいですけどね。
至近距離からエネルギー波を命中させてブウを消し飛ばします。
倒せているわけがないのですが、ミスター・サタンやクリリン、ヤムチャ、デンデらが喜びます。界王様すら「よーし…」と言っています。一方、ベジータは険しい表情のままで、界王神も「あの程度で参るブウではない」と、やや受け止め方に差が出ています。

以降は高速のバトルが展開。肉弾戦のほか光弾の撃ち合いが見ものです。ブウの触手に掴まれて振り回された悟空が、そのまま岩山にぶつけられるという痛そうな場面も。
吹っ飛ばされたブウが自分の身体を膜のように広げて飛ばされなかったり、伸ばした足を地中から出現させて悟空を蹴ったりするのは原作でもありましたが、ここで使っています。

見ていた西の界王も驚きを隠せません。どうも西の界王は魔人ブウについて知っていたようで、ビビディが作ったということにも言及しています。パイクーハンに「よかったね殺されなくって」と話しかけ、当のパイクーハンはプライドを傷つけられたのか複雑な表情でした。

悟空はこの闘いで魔人ブウの力を測っていたようで、パワーもスピードも回復力も凄いと表紙、今までのブウと段違いだとさえ言います。そうは言うものの、悟飯吸収ブウより強いのかどうか、ここがよくわからないんですよね。アニメだと純粋ブウが最強であるかのようなセリフがかなり多いので。
悟空がいよいよ超3になったところで次回に続きます。

・その他のキャラクター

界王神たち

悟空に言われて界王神界を離れます。
原作では説明がありませんでしたが、アニメでは下界の星の1つに移動してきたと界王神より説明されます。
アニメでは若干セリフや行動が増えています。

闘いに挑む悟空とベジータをデンデが励まし、ベジータがニヤリとするシーンが追加されたたりしていました。
あとは老界王神のセリフが界王神に変わったりしています。
2人の戦いで界王神界が震えていますが、それを見ている老界王神も手が震えるという細かいギャグシーンもありました。