一言で感想 : 最長老はもったいつける癖がある
アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 42巻513、514話
・あらすじ
復活したデブブウが純粋ブウと闘うが、純粋ブウの方が力が上であり劣勢となっていく。悟空は気を溜めるのに失敗しており絶望的な状況下で、ベジータが秘策を口にする。
・見どころ!
ベジータの秘策!
Aパートは原作に準拠した形で進んでいきます。
ベジータが何か策を思いついたらしく、界王神やデンデに新ナメック星に言ってドラゴンボールを集めるよう指示します。言われた通り新ナメック星に行った老界王神と界王神とデンデ。ムーリ最長老との再会を喜ぶデンデの描写が追加されています。
原作ではムーリ最長老が事情を察してドラゴンボールを集めていたことがすぐに明らかになりますが、アニメでは少しもったいつけます。デンデにドラゴンボールを集めてほしいと言われて、「ドラゴンボールじゃと?」などと言い出す最長老。ですが直後にジャーンという感じで、集めていたドラゴンボールを見せてくれます。
ナメック星人は協力的でいいですね。しかし最長老はなぜ遠くの事情がわかっていたのでしょうかね。結構すごい能力です。
ベジータは続いて神龍(ポルンガ)に叶えてもらう願いまでも伝えます。これは原作通り、地球を元通りにすることと、武道会の日以降に死んだ者たちを悪人を除いて生き返らせることですね。しかしデンデが気付きます。ポルンガは一度に大勢を生き返らせることはできないと。困った状況でAパート終了となります。
Bパートではまた最長老がもったいつけます。デンデが困った顔をするシーンが追加された後でわかりますが、この最長老、ポルンガの願いをパワーアップさせておき、一度に大勢の人を生き返らせることも可能にしていたそうです。さらっと流されていますが結構すごいことをしています。最長老のさじ加減なのですね。あと「願いをパワーアップ」という日本語もよくわからないですね。
久々のポルンガ登場!
最長老がポルンガを呼び出します。原作ではナメック語でしたが、アニメでは日本語。界王神も老界王神も驚いています。あと最長老も「おお…」とか言っています。あんたが驚いてはいけないと思いますが…
願いを言うのはデンデです。最長老から、ナメック語をまだ覚えているかと尋ねられ、はいと応えるいいシーンです。ですがアニメでは願い事を日本語でいうデンデでした。詳しく書くと、この直前に「タッカラプトポッポルンガ…」とかナメック語を口ずさんでから日本語で願いを言うという流れなので、一応制作側としては説明できているということなのでしょう。演出に苦労したようですね。
・その他のキャラクター
デブブウ
純粋ブウとの闘いで苦戦しています。アニメの尺の関係で原作以上に時間稼ぎをする時間が必要なので、原作よりさらに痛めつけられています。