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一言で感想 : 天津飯ファンは必見の回!
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 41巻501、502話
・あらすじ
劣勢に陥った悟飯はデンデの力で体力回復する。それをうっとうしく思ったブウはデンデを始末しようとするが、天津飯が助っ人に登場。そしてついに復活した孫悟空がブウの前に現れる。
・見どころ!
予想外の助っ人、天津飯が登場!
今回は天津飯回だと勝手に思っているので、それについてばかり書きますね。
原作ではこの回にあたる501話のタイトルは「救世主登場!?」でした。
この回ではまだ悟空は界王神界から移動していませんから、救世主とは天津飯のことでしょうか。
あるいはついにブウに向かって銃を向けたミスター・サタンのことなのでしょうか。
ちなみに扉ページではサタンがフィーチャーされていました。
ともかく今回は天津飯が久々に登場して活躍します。
原作よりも多めに出番があるので、天津飯ファンは必見ですね。
ブウとの戦いで大ダメージを受けた悟飯を、デンデが治癒能力で復活させます。
その様子を見ていたブウは悟飯に攻撃しつつ、うっとうしい存在であるデンデもエネルギー波で消そうとします。
サタンは45口径の銃で応戦しようと発砲しますが、当然エネルギー波に通じるわけもありません。デンデ絶体絶命の場面ですが、エネルギー波が横から飛んできた謎の光弾によって軌道を逸らされます。
ブウも悟飯も驚くこの光弾を放ったのは、気功法の構えをした天津飯でした。
さすが天津飯ですね。ブウの地球人全滅エネルギー波をかわして生き延びていたのは描写されており、密かにその後の登場を予感していた人もいたのではないでしょうか。
原作では「うっとうしい雑魚」呼ばわりされる天津飯。ブウはうっとうしく思う相手が異様に多いですね。
ブウに地球ごと全員を消し飛ばされそうになってすぐさま諦めかける天津飯でしたが、アニメではブウの放ったエネルギー弾をジャンプしてかわすという俊敏さを発揮。
さらに気功法をブウに直撃させる機会を得ます。ちょっとうれしそうな顔を見せた天津飯でしたが、やはりブウには通用せず、例によって「次元が違いすぎる」と言い出してしまいます。
天津飯はかなりの達人!
ブウが地球もろとも破壊しようとする巨大エネルギー波を放とうとしたところで、ついに孫悟空が登場。
気円斬のような技でブウの身体を一刀両断します。
上半身は浮かんでいますが、下半身はちょうど天津飯の後ろに落ちます。
謎の小道具を持ってきて強気な態度の孫悟空に対して、ブウは口では余裕ぶっているものの、急いで離れていた下半身を元に戻します。
その前に、近くにいた天津飯に強烈な蹴り一閃。天津飯はこれでダウンしてしまいます。
ポタラでの合体対象から外すため、ストーリー上の仕方ない展開だとは思いますが、あっさり処理された感がして、原作のこのシーンを読んだときは少し悲しかったのを覚えています。
ですがこの直後、天津飯の名誉回復させる一言がブウの口から発せられます。
「今のヤツもかなりの達人らしいがたった一蹴りであのざまだ」、これです。
まさかラスボスから「かなりの達人」と認められるとは思わないじゃないですか。すごいことですよ。
以降は悟飯が悟空の投げたポタラを受け取りそこなうなど、こちらの名誉は下落していってしまう一方です。
・その他のキャラクター
界王神
ポタラの効能を老界王神から説明される過程で、キビトと合体してしまいます。
実力はアップしたようですが、魔人ブウに太刀打ちできるほどではないため、参戦は老界王神に止められてしまいます。
ただこの合体によって、最終決戦でのナメック星への瞬間移動を界王神自ら行う事ができるようになりました。
合体していなかったらキビトの瞬間移動についていっていたのでしょうから、ますます役立たず状態になるところでした。