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一言で感想 : ブウの多才な技が見どころ
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 41巻500話
・あらすじ
ゴテンクスとピッコロを吸収した魔人ブウと、超パワーアップをとげた孫悟飯との戦いが激しさを増す。ブウの実力アップがすさまじく、徐々に劣勢になっていく悟飯。手助けが必要と見た老界王神は、自らの命を孫悟空に分け与える。
・見どころ!
悟飯の天下は短かった
今回は壮大な感じがしてカッコいいタイトルなのですが、悟空の復活は意外な方法でなされます。
ともかく、序盤から悟飯とブウとの戦い。前回からすでに悟飯が劣勢になっており、今回も一方的に痛めつけられてしまいます。
原作でもこの戦いの描写は結構なされていましたが、アニメではさらにたくさん描かれています。意外性もあって興味深いですよ。
まず、ブウが魔貫光殺砲を放ってきます。
アニメでセルも撃ったことがありますし、割とボス格の敵が気に入る技なのかもしれません。
悟飯は正面から受け切りますが、ダメージが大きくへたり込んでしまいます。
ブウは「これはピッコロの技だ。魔貫光殺砲だったか?しかし威力はけた違いだ」と自画自賛。本人が吸収されているからか、技名まで把握しているのがいいですね。
まあ、激烈光弾や魔空包囲弾は悟飯がそもそも見てなかった技ですから、ブウが使って驚きがないんですよね。知名度的に魔貫光殺砲が選ばれていそうです。
続いて右腕を伸ばして悟飯をつかみ、岩山に押し付けるという技も披露。
ピッコロも腕を伸ばせますし、ブウも伸ばせるわけですからどちらの技か決め難いですね。伸びるときの効果音はピッコロの腕が伸びた時っぽいですけれど。
続いてゴテンクスのスーパーゴーストカミカゼアタックも出してきます。自分の場合は「スーパーブウカミカゼアタック」だと名付けています。
ブウの出すこの技は原作では、後々のベジット戦で初出ということになるのですが、ここで出してしまいましたね。「悟飯が食らってダメージを負う」という繋ぎの役割の技でしたので特に影響はなさそうです。
ほぼ戦う気力をなくしたような悟飯の首を絞め、勝負は決したかと思われたのですが、ここで悟飯に助っ人。
なんと犬です。ブウに向かって吠えたてています。いい度胸です。
その姿に後押しされたのか、サタンまで参戦。ブウの頭に蹴りを仕掛けてバシバシと命中させます。頭の尻尾で吹っ飛ばされてしまいますが、物おじせずに向かって行く姿は偉いですね。
そして原作通りの連続スーパードーナツも悟飯に炸裂。そしてかめはめ波でとどめを刺そうとするところも同じです。
老界王神の感動シーン
老界王神が自らの命を孫悟空に与えることによって、悟空は再び地球で戦えるようになります。
しんみりとした泣けるシーンです。BGMも悲しさを引き立てます。
ですがこれも原作通りギャグに置き換わります。
しかも後から老界王神も蘇りますしね。
切り札のポタラを悟空に託そうとしたところで次回に続きます。
・その他のキャラクター
ベジータ
原作でこの人が出てくるのは、読んでいる人は知っているわけですが、アニメのみの人は結構驚いたのではないでしょうか。
死んで魂だけになっていたはずが、肉体を与えられたようです。
閻魔大王の命令を受けて占いババが地球へ連れて行くことに。
強力な助っ人の復活も近いですね。