犬だけが気づいていた Z 265話 「ブウ最悪の反則!!ゴテンクス吸収!?」

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一言で感想 : 悟飯が割といい勝負をします

アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 41巻499話

・あらすじ

自爆してしばらく姿を消していたブウが再び悟飯たちの前に現れた。ブウには何か秘策があるようで、悟飯より先にゴテンクスとの戦いを要求してくる。そして一瞬の隙をついてゴテンクスとピッコロを吸収することに成功したのだった。

・見どころ!

犬だけが異変に気づいていた

戻ってきたブウは、悟飯ではなくゴテンクスとの戦いを要求します。
トランクスや悟天との会話の最中にも、ブウの背中から一部が抜け出て、悟天達の方へ忍び寄っていきます。

皆はブウ達の会話をほとんど黙って聞いています。
悟飯に至っては、自信ありげな悟天たちを、やけに誇らしげな表情で眺めています。ニヤリとして満足げ。
結果、ブウの身体の一部がゴテンクスとピッコロを覆い、2人がブウに吸収されてしまいます。
うーん、悟空ならばこうした油断はなかったのかもしれませんね。

この湯巣について登場キャラクターの中で唯一異変に気づいていたのが、ブウに依然助けられた犬でした。
あとからベエと名づけられるのですが、現時点では犬というしかありません。

ブウの体の一部が地面を這って動いているのに気づき、後を追って吠えたてて周りに知らせようとします。
かなりの有能ぶりで、ストーリーの盛り上げ役を担いました。結果としては原作通りなのですけれど。

最強の魔人の誕生だ

ゴテンクスとピッコロを鳩首したブウは、その外見すらすらっとした形に変わります。
鼻ができたのが大きな変化ですね。

原作ではここで1ページを丸々使って新生ブウのお披露目となる、なかなかカッコいいシーンなのですが、アニメでは顔のアップのみだったのが少し残念。
ちなみに今回は、ちょっと見ただけで作画監督が内山さんだとわかるんですよね。まあこの方の場合は結構わかってしまうことが多いんですけれど。

そしてついに吸収ブウと悟飯との戦いが再開されます。
原作ではブウの圧倒的実力の前にすぐに悟飯が劣勢になってしまうのですが、アニメではなかなかいい勝負が繰り広げられます。
悟飯ファンは前の立会ではあまり活躍を見られなかったので、今回で補完しましょう。

接近戦から光弾の撃ちあいまで幅広く描かれています。
特に気功波の撃ちあいは結構カッコいいですよ。

お互いが猛スピードでジャンピングキックを食らわせる辺りは、無印時代のドラゴンボールを思い出しました。
このまま好勝負が続きそうにも見えましたが、徐々に実力の差が現れてきてしまい、次回へ続きます。

・その他のキャラクター

ミスター・サタン

デンデと共に悟飯達のそばでブウとの戦いを観戦しています。
上記のように、犬はブウの作戦に気づいたのか吠えてサタンに知らせようとしているのですが、サタンは全く気付く様子がありません。

吠え立てる犬について、お腹が空いているのだろうと判断して注意したりします。
狂言回しの役回りとはいえ少し見ていてかわいそう。

最終的にブウの一部がゴテンクスに飛びかかる寸前にそれに気づくのですが、大声を出して知らせることもなく、させるがままになっています。
残念ながら原作のストーリーを変えるほどの活躍はできませんでした。まあ、デンデも気づいていませんでしたから仕方ないですね。
あとからそういう情けないデンデに対しても、立場が神であることを知って、礼儀正しく自己紹介しています。