DRAGON BALL Z 第47巻 [DVD] |
一言で感想 : 頬を寄せ合う2人に驚き
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 42巻506、507話
・あらすじ
ブウの体内を探索する悟空とベジータは、ついに囚われの状態だった悟飯たちを発見する。ブウの体から彼らを引きはがしているところに体内にブウの分身が出現し、闘いを挑んでくるのであった。
・見どころ!
妨害に現れたブウ!
ブウの体内での探索もようやく終わりが見えそうです。見つけた悟飯やピッコロはブウの体内の組織に包まれているようでしたが、悟空たちはエネルギー波で組織を破壊して引きはがします。ブウも悟飯たちを吸収していない状態となってしまい、大幅なパワーダウンを余儀なくされたようです。
いきまりスピーディーな展開となりましたね。
悟空たちは脱出しても、現状のブウに対してはやや戦力的に分が悪い状態です。奥の手のフュージョンもベジータが拒否して使えず。劇場版ではできたのに。
そんな中で、かつてのデブブウも囚われているのを発見。引きはがすべきか悟空たちが思案している時に、ブウが自ら妨害しにやってきます。
悟空とベジータの合わせ技!
原作ではブウとの会話の後で、すぐにベジータがデブブウを引きはがしてしまいます。
ですのでここでブウとの闘いは行われなかったのですが、アニメでは闘いが始まります。
悟空は超3にならずに超サイヤ人で臨みます。まあエネルギー消費とかいろいろあるのでしょう。
本来はかなり劣勢のはずですが、ベジータと共に攻撃しているためか、そこそこ闘えています。
ブウに双方の頭をぶつけられて☆がグルグル回るという、なぜかギャグのような描写が入ります。
ですが一番の見どころは、悟空とベジータの合体光線でしょう。
蹴りでブウを吹っ飛ばしたところで、2人が頬を寄せ合います。
そして悟空はかめはめ波、ベジータはファイナルフラッシュのような手の形をとります。ベジータの手を悟空の手が上下から挟むのです。こうなると2人の手がちょうど十字のような配置になります、その状態でエネルギー波を放ちました。
ブウは木端微塵になり、悟空らはゴテンクス達のようにエネルギー波を消し飛ばしにかかりますが、ブウの体内でそんなことをしても意味がなく、再生してきてしまいます。
つなぎのバトルとしてはなかなか面白かったと思いますが、2人が頬を寄せ合うというのはなかなか衝撃的な場面でした。意外と知られていないのではないでしょうか。ベジータはその後悟空に話しかけられて、「寄るな!」と激しい拒絶。何か意識しているようで変な内容ですね。
・その他のキャラクター
ミスター・サタン
デンデと共にブウの後を追いかけます。
前回はブウがケーキ屋巡りをしている後を付いていっていましたが、今回も序盤はその設定が継続。
ですが悟空たちが悟飯を引きはがし始めたことでブウの動きが止まります。デンデのスピードではブウに追いつけていませんでしたが、これで接近できます。
原作ではデンデの言った「魔人ブウの気」というのを「魔人ブウの木」と勘違いしていました。
アニメではどう表現するのかと思いましたが、サタンの眼前に生えている木が迫ってくるという方法で表現していました。