DRAGON BALL Z 第42巻(DVD)
|
一言で感想 : クリリンとピッコロのフュージョンポーズが珍しい
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 40巻478話
・あらすじ
地球に戻っていられるタイムリミットが来てしまい、天界へ帰った悟空は界王神界に来ていた悟飯と再会する。ブウが地球上で人々を襲う中で、トランクスと悟天はフュージョンの特訓を開始した。
・見どころ!
天界でいろいろな人と出会う悟空!
再び天に戻った悟空。まず息子である孫悟飯の行方を捜します。ブウに殺されたと考えているため、天界に行けば会えるはずでした。ベジータは探さないんですね。魂になってるという判断ですかね。
冒頭は占いババと共に行動。占いババの声はいつからか田中真弓さんが担当していましたから、クリリンと二役で出てこれるんですね。
着いた先は閻魔様の城。ここで悟飯が来ていないか尋ねますが、閻魔様も思い当たらない様子。
ほぼ原作通りですが、ダーブラの処遇については回想も入ります。
閻魔様の前に連れてこられたダーブラですが、ここで暴れまわります。
なぜか魂の姿ではなくて身体がありますね。閻魔様の計らいにより、地獄ではなく天国行きにされたのは原作通りですが、アニメでは閻魔様のでかい天国行きのハンコを体に押されて潰されてしまいます。
原作ではこのくだりについて悟空にほぼ無反応で流されたので、閻魔様が気の毒でした。
アニメでは「はっ、そりゃいいや」と悟空も相槌。安心しました。
ともかく悟飯が生きていることがわかり、悟空は気を辿って界王神界まで行って再開しました。
魔人ブウの心温まるエピソード!
原作でもかなり印象に残った部分で、覚えている方も多いのではないでしょうか。
地球の人類を面白半分に襲撃して回っていた魔人ブウでしたが、あるとき山の方で少年と出会います。声は林原めぐみさん。
世の中を騒がせているブウが目の前に降り立っても、慌てずに「こんにちは」などと挨拶をする少年。
自分を見てビビらないことに魔人ブウはけげんな表情を浮かべます。
少年は目が見えないため、ブウの外見も知りませんし、悪行も耳に届いてきていないのでしょう(理由はよくわかりませんが)。
少年をビビらせるために目を治してあげる魔人ブウ。ほぼ原作通りのエピソードです。
ブウのことを外国人のおじさんと判断し、目を治してくれたのでカッコいいと絶賛する少年。
魔人ブウってそんなに悪いやつではないのかと視聴者に思わせる話でした。
と思わせておいて、帰り際に街を消滅させていく魔人ブウでした。
ここから次回以降のサタンとの出会いにつながっていきます。
しかしこの少年も、ネタバレになりますがのちのち悪ブウか純粋ブウの攻撃によって死ぬことになるんですかね。
・その他のキャラクター
ピッコロ
今回は場面が次々と代わるので登場人物も多いですね。
ということでピッコロもその他の欄にて紹介します。
原作のこの回ではなんと1コマのみの登場でしたが、アニメではかなり場面が多いのですね。
眠りこけているトランクスと悟天を大声で起こすところからスタート。
結構溜めてから叫ぼうとするので、かなりでかい声なのかと思いましたが意外と声量は普通でした。
起こされたにもかかわらずまた寝ようとするトランクスたちを、ぶん殴って起こします。
ブルマも見ているのですが特にここでは文句は言われず。
特訓再開と行きたいところでしたが、トランクスの要求により、再度フュージョンポーズを見せる羽目になります。
悟空が帰ってしまったので、代わりのメンバーが必要です。ピッコロが指名したのはクリリン。
体型的にはヤムチャあたりの方が近いのでしょうが、クリリンが他の人に押し付けようと辺りを見渡した時には、すでに誰もいなくなっていました。
ということでピッコロとクリリンのフュージョンポーズが見られます。
ポーズはかなり完成度が高いですよ。