DRAGON BALL Z 第40巻(DVD)
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一言で感想 : ダーブラは原作より善戦しました
アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 39巻464話
・あらすじ
悟飯と界王神を倒した魔人ブウ。界王神にとどめを刺そうとしていたところで、魔人ブウの身体をダーブラの槍が貫く。本気を出したダーブラと魔人ブウとの戦いが始まる。そしてベジータもバビディの宇宙船からブウのもとへと向かっていた。
・見どころ!
ダーブラが魔人ブウに挑む!
前回、魔人ブウの腹に槍を突き刺したダーブラ。しかしすぐに回復されてしまい、ダメージを与えることはできませんでした。
今回はその戦いの続きです。原作のこの話では、復帰後のダーブラはわずか1ページでクッキーにされてその生涯を終えてしまいます。
アニメでは魔人ブウの「たべちゃおたべちゃお」という呟きが長々と描写されて不気味です。
バビディも「魔人ブウさえ復活すればダーブラは用済みだもんね」と、戦力外通告。あれだけ真面目にやってきたダーブラに対してなかなか酷い言いぐさです。まあ魔人ブウに攻撃を仕掛けたのが、やはりしこりとなっているのでしょうね。
そしてダーブラ。原作と同じ構図で「おんのれ~~!」と殴り掛かります。
原作ではそのまますぐにクッキーにされますが、アニメでは頑張ります。
連続パンチを浴びせ、さらに蹴りで上空に吹っ飛ばします。さらに追撃して今度は地面へ叩きつけました。さすがです。悟飯よりも多くブウに攻撃を当てることができました。
それでもほとんど効いていない魔人ブウに対して、空へ上がっていったダーブラ。気を高めていきます。隠れて見ていたトランクスも、ダーブラの気の高まりを感じました。
ブウに向かって連続エネルギー弾を放ちます。
バビディは魔人ブウが倒されてしまったと思い、ダーブラに対して「やったね」とか言い出します。どうしたんでしょうかこいつは。やはりブウが復活してしまうと、再び喜ぶバビディでした。
粘るダーブラはブウに対してつばを吐きかけます。石にしてしまえば復活もできないだろうということでしょう。いい作戦ですが、ブウにはかわされ、ついにクッキーにされてしまいました。
ベジータが魔人ブウに挑む!
悟飯、界王神、ダーブラと来て、次なるブウへの挑戦者はベジータです。
原作との相違点としては、ちょっとセリフが多くなっていることですね。
宇宙船を破壊されて怒るバビディに対しては「少々手荒だったが、近道させてもらったぜ」と応答。
不細工と言われて頭から湯気を出して怒るブウに対しては、「愉快なヤツだぜ」と一言です。
相対しているブウの前で、ベジータはなぜか悟空を思い出します。
悟空の姿をブウに重ね合わせていますね。悲しいBGMとともに心の中で、セル戦で先に死んでしまった悟空への別れを告げます。
今度は自分が片をつけるつもりだと、ベジータは悲壮感で溢れています。そしてブウとの戦いが始まり、次回に続きます。
・その他のキャラクター
ピッコロ
ダーブラが死亡したことにより、クリリンと共に石の状態から復活しました。
この辺の経緯は原作通りです。トランクスが手足を破壊していましたが、再生能力で何とかなりました。石の状態で壊されたのがクリリンだったらどうなっただろうかとか、皆考えましたよね。
ベジータによって悟飯の死を知らされたピッコロは、とんでもないショックを受けます。