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一言で感想 : アニメでは撃つのが右手
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 15巻169、170話
・あらすじ
天津飯はかつての兄弟子である桃白白と対戦。実力差が開いており攻撃が通用しない桃白白は、ついにスーパーどどん波を繰り出す。
・見どころ!
サイボーグ桃白白の実力は
いよいよ天下一武道会の本戦が始まります。初戦は桃白白対天津飯。原作に比べ、アニメでは2人の関係性に鶴仙人まで絡んできて、細かく描写されています。
原作でも兄弟子の桃白白を倒すことに若干悩んでいた天津飯でしたが、アニメではもっと考えています。
試合開始の合図が入ってから、どちらも動けずにいます。桃白白は天津飯の隙のなさにたじろいでいる様子があり、自分から仕掛けにくいようです。鶴仙人が天津飯にテレパシーで話しかけてきます。昔に桃白白が天津飯を指導していたときの回想が入ります。どどん波をぶち当てて大ダメージを受ける桃白白。桃白白にいろいろ教わることもあったようで、天津飯はかなわないだろうと鶴仙人は言います。
それに気を取られて隙を見せた天津飯に襲いかかる桃白白。ですが全く攻撃が当らず、逆に一撃を浴びてしまいます。
スーパーどどん波が決まるか
桃白白のラッシュも難なくかわす天津飯。すでに実力差が明らかなため、桃白白を無様に倒したくないという心遣いで退場を促します。しかしそれでは桃白白のプライドはズタボロ。必死に抵抗します。
実力行使で腕を押さえつけてそのまま場外へ落とすことで傷つけずに試合を終わらせようとするのですが、桃白白はサイボーグ化した腕を切り離して、仕込んでいた剣で斬りかかってきます。この時点で反則負け。審判が舞台に上がって制止しようとするものの、それも聞かずになおも攻撃。ついには必殺のスーパーどどん波を放ちます。
原作では右手だったり左手だったりで撃つ手がコマによって変わっていたこの技ですが、アニメでは右手。
原作通りの流れとなります。試合後の天津飯は少し思うところがあるのか物憂げな表情でした。
・その他のキャラクター
鶴仙人
桃白白が敗れ、天津飯からは二度と姿を現すなと決別を告げられます。桃白白を抱えて去って行きますが、天津飯に対して「ろくな死に方をしない」と捨て台詞。実際にサイヤ人と闘った際の死に方はろくな死に方ではなかったとも言えますが…
しかし長いこと武術を教えてくれた師匠との別れがこのような形とは悲しいものです。