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一言で感想 : 意外にも1話で終わる闘い
アニメオリジナル要素 ★★
原作 : 15巻180話、16巻181話
・あらすじ
準決勝の第2試合はマジュニア対シェン。2人の関係性が明らかになる。
・見どころ!
一部バイリンガルでお届けします
準決勝第2試合はマジュニアとシェンとの闘いです。原作1話ずつがAパートとBパートに分かれています。Aパートはほぼ原作通りに進んでいきますが、Bパートはアニオリの攻防が少し見られます。
原作では短めだった肉弾戦。アニメでは少し長くなりました。シェンの攻撃が結構マジュニアに当たっていますが、そこまでダメージはないようです。
攻防の後にシェンがナメック語でマジュニアに話しかけます。この時点では読者や視聴者、悟空達にも何の言語かわからないわけで、しかもあまり説明もなく話が進んでいきます。原作ではナメック語の後ろに日本語訳が書かれていましたが、アニメではどう表現するのか気になっていました。
まずはバイリンガルで、シェンやピッコロがナメック語を喋っているのにかぶせて日本語を喋っているという形になっていました。つまり両方聞こえる状態です。ナメック語の発音とかはわからないので正しいかは検証できませんけれど。
しかしずっとそうやっているわけにもいかないのかすぐに、画面上にナメック語を表示させ、喋る言葉は日本語という形に変わりました。一応背景の色をちょっと変えて、ナメック語で話してますよ感は出されているのがわかりやすいです。
魔封波がえし
シェンの正体が神様であることと、マジュニアはピッコロ大魔王の生まれ変わりであることは唯一悟空が知っています。2人は元々一心同体だったため、関係性としてはどちらかが死ぬともう片方も死ぬという状況。
闘いはするもののお互いを殺すわけにはいかないというわけで、どうやって決着を付けるのかをおそらく神様も考えたのでしょう。使われた技が魔封波でした。かつてピッコロ大魔王が封印された技です。神様はどこで見たのでしょうか。武泰斗様が使ったときか亀仙人のか。
今回は電子ジャーを持ち込まずに小瓶に封印しようとしていましたね。そもそもなぜ昔電子ジャーだったのかと思います。面白いですけれど。
この魔封波は今回も不発に終わります。しかもマジュニアが対策として使った「魔封波がえし」なる技で逆に神様が食らってしまう始末。マジュニアがわざわざこの技の対策を練っていたというのが凄いですね。先代が苦汁をなめた技ですからわかります。
・その他のキャラクター
ヤムチャ
シェンが魔封波を放ったところで驚いた人物が4人。亀仙人、天津飯、悟空、そしてヤムチャです。悟空は魔封波について聞かされていないのか、原作では「?」という反応。アニメでも不思議そうな顔をしていました。
実際に放った亀仙人とアニメで披露した天津飯が驚くのは当然ですが、ヤムチャもかなり驚いていましたね。彼もアニメでは自分も魔封波を習得したがっていましたので、どういう技か知っていました。
観戦しているクリリンも魔封波を知りませんから、何かと尋ねたところで解説してくれるのがヤムチャでした。親切。しかし武泰斗様という固有名詞を出して説明したことで逆にクリリンからするとわかりにくかったかもしれません。