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一言で感想 : ゴテンクスがどのようにボコボコにされたかがわかりました
アニメオリジナル要素 ★★★★
原作 : 40巻480話
・あらすじ
トランクスと悟天はついにフュージョンポーズをマスター。神殿の外に出てフュージョンを試してみることにするが、まずは失敗の結果となってしまった。
・見どころ!
いよいよフュージョンの成果が見られる!
今回はAパートは原作準拠、Bパートはほとんどアニメオリジナルという構成です。
トランクスと悟天がいよいよフュージョンを実際に行います。神殿の中でやると壊れるかもしれないので、外に出てきます。ヤムチャやクリリンたちも見学。
原作ではトランクスと悟天のフュージョンポーズが3回も描写され、作者自らが「作者はずいぶんラクをしていないか…?」とギャグをするほど同じ場面が連続した回でした。
アニメではさすがに動きがありますし、若干トランクスの手のミスがわかりやすく映ります。
合体した2人の名前はゴテンクス。原作にあまり付け足すことなくすらすらと進んでいきます。
最初のデブゴテンクスと、次のガリゴテンクスと連続で失敗しますが、まだAパートも終わっていませんからスピーディーです。
そして3度目の正直でついに成功。
超パワーを持った合体戦士の誕生です。いきなり強そうな外見です。
ノーマルゴテンクスが魔人ブウと闘う!
Bパートはアニメオリジナル。
魔人ブウは客船を襲いに行き、掛け声とともに船に体当たり。さっそく無慈悲にも沈めてしまいます。
海でおぼれている男を見つけて近寄り、なぜか足にしがみつかせます。珍しく人助けでしょうか?
しかし男が相手は魔人ブウだと気付いて逃げようとしたことで気を悪くしたブウ、男を蹴りではるか上空へ吹っ飛ばし、さらにエネルギー波で追撃までするという、かなり酷い攻撃を加えます。単なる一般人を殺すのにそこまでやるのでしょうか。
視聴者も若干引いたところで、いきなり魔人ブウの腹に風穴が開きます。
ゴテンクスの放ったエネルギー弾です!
その後もパンチにキックの猛攻でブウを吹っ飛ば詩、火の玉のようなエネルギー弾をお見舞いします。
超サイヤ人になっていない通常の状態ですが、すでにかなりの攻撃力を持っているようですね。ブウの半身が吹っ飛びます。
しかしこれでは倒し切れないのが魔人ブウ。
ブウの反撃をゴテンクスはかわし切る事ができず、一方的に攻撃を受けてしまいます。
壁にめり込んだゴテンクスに対し、魔人ブウは悪い顔でとどめを刺そうとします。
いよいよヤバいゴテンクスですが、この危機に現れたのはなんと地球人の軍隊でした。
この辺りは個人的には結構好きになりかけました。魔人ブウは軍隊が敵う相手ではないのですが、それでも盾となってゴテンクスから魔人ブウの狙いを逸らしてくれるという、地球人がいいところを見せる展開だと思ったので。それを見てゴテンクスはさらに魔人ブウを倒す決意を固めるんだろうと。
しかし実際はゴテンクスが全く軍隊をあてにせず、感謝もなく、しまいにはゴテンクスもろともブウの攻撃をもろに受けてしまうので、特に軍隊が来た意味がないという展開になってしまいました。
最後の最後で原作に戻って、ボコボコにやられたことを皆に報告するというギャグ部分だけ残すという、なんとも中途半端な話になっています。
もっとゴテンクスの心の成長を描けたような気もします。
・その他のキャラクター
ビーデル
珍しくセリフが多いです。
フュージョンに成功したゴテンクスの姿を見て、「ほんとにすごい」と絶賛。
チチやブルマがピンと来ていないのに対して、かなりゴテンクスのすごさに興奮している様子。
「ほんとにすごい気です」と、気を感じられるような発言も飛び出します。この人はそういう設定でしたっけ?
まあ舞空術の前に気の使い方とか覚えてましたから、いいような気もします。