【送料無料】DRAGON BALL Z #44/アニメーション[DVD]【返品種別A】 |
一言で感想 : 原作2話分なのでむしろ引き延ばせていない
アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 41巻488、489話
・あらすじ
地球人を全滅させ、すぐに強い戦士と闘うことを要求するブウ。ピッコロの説得によって砂時計の砂が落ちるまで待つことを承諾していたが、やはり約束を反故にして待つのをやめてしまう。ピッコロはトランクスと悟天が修行中の精神と時の部屋まで、ブウをなるべく近づけないよう時間稼ぎを行う。
・見どころ!
ゴテンクスの新技!
精神と時の部屋に入って修行する悟天とトランクス。
ここでの修業によって、大きな成果を得ます。
DVDジャケットにも出ているのでネタバレ状態ですが、超サイヤ人3に変身することができるようになったのです。
悟天とトランクスの会話では、「超サイヤ人のその上」とか「ウルトラ超サイヤ人」と、ぼやかした言い方になっていますが、考えれば超サイヤ人3のことだと予想がついたかもしれませんね。私は当時どうだったか覚えていませんが。
ピッコロは引き伸ばしたかいがありましたね。
ブウに対して「そうだメシでも食わんか?」という、個人的に好きなセリフが出てくるのもこの回です。
デブブウになら通じたのかもしれませんよね。
引き伸ばしと言えばドラゴンボールアニメのお家芸なのですが、ピッコロの引き伸ばし自体はそれほど引き伸ばされた感がありません。
今回も原作のほぼ2話分をアニメ1話に凝縮していますから、むしろスピーディーですらあります。
むしろアニメオリジナル部分を入れまくって引き延ばすこともあり得たと思うので、これは意外でした。
ブウの後ろからついてくる面子
ブウを精神と時の部屋まで、遠回りしながら案内するピッコロ。
原作ではこの行動に対して、クリリン、デンデ、ヤムチャ、ブルマ、亀仙人らが議論します。デンデがピッコロの意図を最もよく理解しており、説明する形になります。ちなみにミスター・ポポは口元が笑っているように見えます。
これだけの声優を集めたからなのか、各人の出番が原作より増えていますので、少し紹介していきます。
クリリンは、ブウが「もう待たないぞ」と大声で叫んだことによって落ちてきた天井に当たってしまいます。映画のようなギャグシーンです。クリリンらしいですが気の毒。
ブルマは、トランクスが精神と時の部屋に閉じ込められることを考えて、やたらと作戦に反対します。デンデやクリリンが再三に渡って作戦の意図を説明し、ドラゴンボールで生き返れることも話しているのですが、何度も反対してくるのは少しイライラしますね。大声で叫ぶシーンも多いですし。
ヤムチャは、ブウが叫び出したことに怯えて、トランクスと悟天を早く連れてくる方向に傾きます。すぐにブルマに反対されてたじろいでしまうあたり、力関係が相変わらずのようです。
亀仙人は原作通り感心しています。あとは脈絡なくブルマの尻や胸を触ったりしています。
・その他のキャラクター
チチ
前回、アニメオリジナル箇所として魔人ブウに挑みかかっていたチチ。
そのときはピッコロが止めてくれたおかげでブウに殺されずに済んだのですが、今回は原作通りにブウをひっぱたきに行ってしまいました。
以降もやはり原作通りです。結果的に、悟天が真面目に修行するきっかけとなりました。
あまり深く掘り下げられてはいませんが、息子を本当に愛しているのが伝わってくる行動ですね。あるいはブウの力を認識できていないのかもしれませんが…