ピッコロ大活躍でファンなら必見 劇場版「ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強」

一言で感想 : クウラ第5形態は強いのだろうか?

・あらすじ

ナメック星でフリーザとの戦いが終わり、悟空も地球に戻ってきていた。平和にキャンプ中の一行だったが、フリーザの兄であるクウラが部下であるクウラ機甲戦隊を連れてやってくる。

・見どころ!

クウラ機甲戦隊がカッコいい

クウラ機甲戦隊が登場。フリーザのギニュー特戦隊のようなポジションというよりは、いきなりクウラに付いてきていますからザーボン・ドドリアのような位置づけなのでしょうか?

地球に現れた時点ではいきなり背後からクリリンや悟飯を襲撃するという登場。フリーザ一味と同様に気のコントロールができないのでしょうから、悟飯もキョロキョロしてないで気を感じ取って探す方針にしていれば不意打ちは避けられたかもしれません。

最初はともかく、悟空が現れてから決めポーズで自己紹介するあたりはとてもカッコいいですね。子どもの頃にビデオのこの場面を何度も繰り返し見ていたのを思い出します。「クウラ機甲戦隊!はあ!」というあたりから流れ出すBGMも最高です。この後でピッコロと闘う時のBGMもよかったですし、音楽的にも印象に残る映画です。

メンバーはサウザーとドーレとネイズ。ここのキャラクターも有名になってきています。
ネイズは首を引っ込めたり電撃を放ったりと、結構多様な技を持っているのが面白いですね。背も高くて闘い映えもします。

ドーレはわかりやすいパワーファイター。悟飯を痛めつける場面が多かったですね。最期があっけなさ過ぎたのが残念ですが仕方ないですね。
サウザーはカレーを食べていました。

ピッコロが大活躍!

今回の劇場版ではやはりピッコロの活躍がハイライトではないでしょうか。

ネタバレになりますがクウラ機甲戦隊を1人で全滅させています。フリーザ第2形態と互角以上に戦っているので、戦闘力にすると100万以上は確実でしょう。第2形態がそれぐらいなので。となると戦闘力120000のギニューより少し強いか同じぐらいのクウラ機甲戦隊では到底かないません。

窮地に陥った悟飯を救うために現れ、ドーレ、ネイズと次々クウラ機甲戦隊を倒していくのには胸がすくような思いでした。サウザーは善戦したと言えますね。この辺りは普段の劇場版で、敵側のボスにZ戦士が次々倒されていくような展開と逆なので新鮮でした。

ちなみにこの時点の悟飯はフリーザ戦を経てかなりパワーアップしているはずですが、この劇場版ではほとんどクリリンと変わらない戦闘力に収まっているようです。サウザーに特攻して3秒ぐらいでやられてしまうシーンでは、見ていて「ええ…」となった人もいるのではないでしょうか。

・その他のキャラクター

クウラ

ターレスの時と同様にサブキャラについてばかり書いていたら、ここに書くことになりました。
フリーザの兄であり、フリーザよりももう一段階多く変身できます。第5形態にあたります。変身後の体のごつさは強そうですね。メタルクウラになるとこのバージョンがなくなってしまうのでしょうか。

第5形態では界王拳状態の悟空を圧倒しますが、超サイヤ人になられるとやや分が悪かった印象です。しかし100%フリーザがほぼ超サイヤ人悟空と互角だったことを考えると、このクウラの第5形態はそれほど強くなっていないのではないかと思えてなりません。クウラ第5形態ならばフリーザ第4形態を大幅に超えていないとおかしいように思えるのですが…

巨大なエネルギー波を地球にぶつけようとする技は破壊力十分。見ていると地球にすでに当たってるんじゃないかと思いますが、悟空がはね返そうとしています。ゲームでは「スーパーノヴァ」の名前がありました。

今後ブロリー同様に「超」の映画でも登場したりするのでしょうか。