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一言で感想 : 意外と強いロボット兵
・あらすじ
新ナメック星からの救援要請を受け、悟空たち一行は宇宙船で向かう。そこには倒したはずのクウラを中心としたロボットたちがいた。メタル化したクウラに再び悟空が挑む。
・見どころ!
メタルクウラの恐るべき物量
元々の寄生コンピュータであるビッグゲテスターが、新ナメック星を食らい尽くそうとしたのが発端。ナメック星人たちは元々の星を失い、新天地に行ってからも受難が続きます。
悟空たちも、他の星にやってきたらいきなり直近の劇場版の敵と出会うという展開で、世間は狭いものだと感じさせられます。
クウラは第5形態ではなく通常の形態でメタル化しており、いかにも堅そうな外見です。悟空のパンチも鈍い音がしたぐらいであまり効いていません。しかもなぜか瞬間移動をできるようになっており、かなりパワーアップしたことがうかがえます。悟空との瞬間移動合戦はなかなか珍しく、見物です。
ベジータも途中から参戦して、2人で協力してのメタルクウラ打倒となるのですが、やはり語り草なのはメタルクウラ1体が敗れた後で大量に登場するメタルクウラたちでしょう。なにか丘の上の方がキラキラしてるなと思ったらその正体は、大群となったメタルクウラの光を反射するボディ。数が多すぎてすさまじい絶望感がありました。
これを見てやけくそ気味に気を高める悟空とベジータ。初めて見たときはこのまま2人がすべてのメタルクウラを倒しきるのではないかと思ったのですが、次のシーンではボロボロになって拘束されており、落差にメリハリがありました。
クリリン久々の活躍!
悟空がメタルクウラと闘う様子と、ピッコロ、悟飯、クリリンが多数のロボット兵と闘う様子が交互に描写されます。
ロボット兵は雑魚のようなイメージですが、これがかなりの強さです。まずナメック星人の若者が攻撃しても倒せないほどの強度。悟飯やクリリンでも容易に破壊できません。
ピッコロの発案により、相手の体の一点に集中して攻撃することで破壊できるようになりました。
クリリンは攻撃するところをカウンター気味にぶん殴られて嘆くというおなじみのシーンもありますが、久々に敵を倒したシーンでもあります。
しかし相手の数が勝っており、ついには悟飯とクリリンも捉えられてしまうのでした。
ピッコロは今回もかなりの活躍でしたが、途中でメタルクウラに遭遇してしまい大ダメージを受けます。
・その他のキャラクター
ヤジロベー
亀仙人とともにギャグ担当。ロボットに捕まってしまい、切って刻んですりつぶすという恐ろしい目に遭いそうになります。
ヤジロベーの力ではロボットを破壊できないのはどうしようもありませんが、悟飯も近くで「頑張ってください!」とか応援するぐらいならば、お前がなんとかしてやれって話です。