ブロリーの強さがいまだに恐ろしい 劇場版「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」

一言で感想 : 私の趣味も読書とスポーツです

・あらすじ

突然地球にやってきたサイヤ人の生き残り、パラガスとその息子ブロリー。彼らはベジータを新惑星ベジータの王だとおだてて連れて行ってしまった。一方悟空は界王様の依頼により、伝説の超サイヤ人を探しに他の銀河へ行く。

・見どころ!

クリリンのヤロー!許さん!

ドラゴンボールのMAD動画界隈では人気が高い話であるように見受けられます。
私はその方面は詳しくないので言及は避けますが…

圧倒的に強い割に、割と言葉も話すブロリーや、怯えて弱気になるベジータ、お歌を歌うクリリンなどが、他の映像と組み合わせることで意外性を生み出せそうな素材なんでしょうね。

クリリンの「翼をください」うまいですね。オク上ってやつかな。
ベジータが激怒して「許さん!」とか言ってるところが面白いです。

伝説の超サイヤ人の正体はバレバレですが、不気味な新惑星ベジータや、長いこと罠にはまりっぱなしのベジータなどは見ていて心がざわめきます。
ミステリー要素がまぶしてあるようで、独特の雰囲気を持った映画です。

一方冒頭のクリリンや、途中の酔っぱらった亀仙人など、ギャグ要素も印象的でしたね。

ブロリーの強さはトラウマものでした!

ドラゴンボールの劇場版は数あれど、私は本作は見返す頻度が少ないのですよね。
見どころ紹介というか思い出話になりますが、ご容赦ください。

本作は70分以上と、他の劇場版に比べて長めであることもあまり気軽に見返せない理由の一つです。
まあ普通の映画に比べれば短いのですが。

それよりも、半分を過ぎたあたりから30分近く、悟空たちがやられっぱなしというのが、初見だった小学生の頃の脳裏に焼き付いて、なんて辛いアニメ映画なんだろうと思ってしまいました。

まともに戦闘する敵がブロリーのみというのもちょっと厳しいものがあります。私はキャラが多めの劇場版への評価が甘くなりがちなのですが、そう考えるとまさに本作は正反対の位置づけです。
パラガスやモアも、悟空たちが手を下さなくても減っていったわけですし。

結局最後には倒されますが、ブロリーの強さはとにかく強く印象に残りました。
その後の劇場版2作でも大ボスとして登場するブロリー。やはりその強さに震えあがった人が多かったのだろうと思われます。

私なんかは強さに関しては結構なブロリー信奉者です。
例えば悟飯吸収ブウとブロリーが闘ったとして、まあほぼブウが勝つのでしょうけれど、ブロリーならば数回に一度ぐらいは勝てるんじゃないかとぐらいは今でも思っています。

・その他のキャラクター

シャモ星人

今回の話では一方的にこき使われた上に、故郷の星までデデーンと壊されてしまうという不幸な役回りです。
悟飯が危害を加えないとみると、いきなり態度がデカくなって「そんなこと知るか」とか言い出すあたり、図に乗りやすいタイプかも知れません。

Z 195話 「大感激!!いたぞ!あの世のスゲエ奴」では、あの世で修行しているシャモ星人もいます。ぜひとも強くなってあの世のサイヤ人に復讐してもらいたいですね。