あの世に凄いやつがいました! Z 195話 「大感激!!いたぞ!あの世のスゲエ奴」

一言で感想 : パイクーハンがセルを倒すのはやりすぎでは…

アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 35巻420話の後

・あらすじ

あの世で界王様と共にいる悟空。界王様のつてであの世にいる達人たちに会いたいとせがみ、その結果大界王星に行くこととなる。そこで西の界王が連れてきていた達人、パイクーハンと出会うのであった。

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・見どころ!

大界王星にはシャモ星人やカナッサ星人が!?

オリジナルのあの世一武道会編の幕開けです。

あの世で生活することになった悟空。あの世の達人に会いたいと界王様に頼み込み、大界王様のいる星にまで案内されます。

先に閻魔大王のところへ行き、そこから出発する飛行機に乗って行くそうです。悟空なら飛んで行けるようにも思いますが…

大界王星では、シャモ星人の2人組が組手中。カナッサ星人が修行の型稽古を行っています。モアみたいなのもいます。
シャモ星人とモアは「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」に登場し、カナッサ星人はアニメスペシャルの「たったひとりの最終決戦」に出ていますね。

大界王様登場の前に、西の界王が出てきます。界王様こと北の界王とは仲が悪いようで、西の界王が連れてきたパイクーハンと悟空がこの場で戦う羽目になりそうです。

結局、ファンキー老人の大界王様が現れたことでこの場の争いは回避されました。大界王様、髪の毛ふさふさです。つくづく変わった老人が多いですね。

セルを一蹴するパイクーハン…

大界王様の依頼により、地獄で暴れまわるセルとフリーザ一味を退治することになったパイクーハン。悟空もその助っ人として後を追います。

地獄で懐かしの彼らと再会しますが、さっそくギニュー特戦隊が襲い掛かってきます。ギニューは生きているのでこの場にいませんね。

特戦隊が悟空によって一蹴されたところでセルが出張ってきますが、ここでパイクーハンが参戦。
わずか2発の攻撃で、セルをKOしてしまいます。

フリーザとコルド大王もあっさり始末し、全員まとめて針山地獄へ叩き落としました。

インパクトは十分なのですが、さすがにアニメの4回前まで、あれだけ強大な敵として扱われてきたセルが雑魚扱いされるのは複雑です。

この時点でセルは悟空より強いわけですから、そのセルよりさらに強いパイクーハンに、悟空がかなうわけはないと考えてしまいますよね。

せめて苦戦の末パイクーハンがセルを倒した、ぐらいであればまだ実力が均衡していそうで良かったとも思いますが…

・その他のキャラクター

フリーザ

久々の登場です。その細胞がセルに使われていた、という説明で何度も姿は出てきましていましたが。
悟空が死んだことを喜び、また会えてうれしいと言うものの顔には憎しみがこもっています。

ギニュー特戦隊を従えて、地獄の鬼たちに暴行を加えていますが、セルが地獄に落ちてきたために、フリーザの天下とはならなくなったようです。

セルに対しては「セルさん」とさん付け。さすがに強さで考えるとセルに譲らざるをえませんね。しかし怒りの青筋が立っているような…