さようなら悟空! Z 192話 「オラあの世で修業する!!笑顔の別れ」

一言で感想 : ポルンガに頼む方法は拒否されました

アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 35巻417話

・あらすじ

悟飯がセルとのかめはめ波直接対決に勝利し、セルゲームも終了した。地球は救われたがそのための犠牲はあまりにも大きい。

86孫悟空

・見どころ!

セルゲーム後の凱旋も悲しいムード!

セルを倒したものの悟飯は疲労からか気を失い、ヤムチャに担がれて神殿まで向かいます。
天津飯やクリリンは安堵したような表情を見せていますが、一人喪失感に包まれている者がいました。ベジータです。

物悲しいBGMが流れてきます。
セル相手に歯が立たず、しかもこのような形で最大のライバルの悟空を失ったことで、闘う目的を失ってしまったようです。

手を貸すというピッコロの申し出を断り、「俺はもう闘わん…」と呟いてどこかへ飛んでいきました。
この後でしばらく闘う気をなくしていたようですが、ボージャック戦ではトランクスの危機を察知して駆けつけてくれます。

クリリン達はカリン塔の横を通ったところで、ヤジロベーが褒めてきます。助けに行くつもりだったが飛行機が壊れて行けなかったとか言い出します。一同の凱旋にカリン様もニンマリ。

そして一行は神殿へ。いくつか原作との変更点を挙げていきますと、ヤムチャはデンデと初対面らしく、あんたがデンデかと言っています。神様となったデンデからも悟空へのお悔やみの言葉がありました。

18号がデンデに治療されて目を覚まします。ヤムチャは一人遠く離れたところから声をかけており、原作同様ギャグシーンになっています。皆の言い回しが少しずつ変化していますね。

悟空は生き返らない道を選ぶ…

ドラゴンボールにより、セルに殺された人々が生き返ります。突然ミスター・サタンのパレードの場面に切り替わり、アナウンサーのもとに何かカメラマンが耳打ち。どうも、セルに殺された軍隊や中の都の人々が生き返ったことが伝えられたようです。
これもサタンがセルを倒したことによる奇跡として迎えられました。

トランクスは生き返ることができましたが、やはり悟空は生き返ることができないようです。

ここでアニメでは、原作にはなかった提案が2つなされます。

1つ目は、悟空が死ぬ前まで時間を元に戻すという方法。これはセルが自爆する前の状態に戻るだけで、また同じ結果になるだろうと却下。

2つ目は、ナメック星のポルンガに頼む方法。ポルンガは一度生き返ったことのある者もまた生き返らせることができます。これは結構考えたことのある方も多いのではないでしょうか。

誰かがナメック星へ行って…と具体的に話が進みそうになったところで、空から悟空の声がします。
以降は原作通り、悟空はあの世で修行する道を選びます。

悟空は「自分が悪いやつをひきつけている」とブルマに言われたことを覚えており、自分がいない方が地球が平和になると結論付けていますが、それに対する反応も少し追加。
天津飯は「確かにそうかもしれん」と言い、ヤムチャは「ブルマのやつ、余計なことを…」と文句。

BGMの効果もあって、寂しいシーンです。皆がそれぞれ悟空との思い出のシーンを回想しています。最終回みたいですがまだ次回も続きます。
ちなみに次回予告で「オッスオラ悟空。オラあの世で修行してっけど、たまには遊びに行くから元気でやってんだぞ悟飯!」というセリフ。しかしたぶん遊びに来てないと思います。

・その他のキャラクター

ミスター・サタン

セルは私が倒しちゃったかなー!と出まかせを言ったことが、例によって世界に発信されて、皆に信じられます。凄いですね。

皆がサーターン!と盛り上がっているのを尻目に、国王が「救世主が現れてくれた」と言っていますが、これは流れ的に悟空たちのことでしょうか、それとも国王までサタンだと信じているのでしょうか?