セルの最初の犠牲者が!? Z 160話 「戦闘力無限大!!セルという名の破壊神誕生」

一言で感想 : 原作との兼ね合いで引き伸ばしが常態化してきていますが、重要イベントもあり

アニメオリジナル要素 ★★★
原作 : 32巻382、383話

・あらすじ

セルが完全体となり、いよいよ始動する。

・見どころ!

セルが完全体に変化する様子を、長い時間をかけて描写しています

完全体への変化については原作でもそこそこコマが割かれていました。

アニメにおいては周辺一帯に影響が及ぶ描写や、セルが完全体になるのを止められなかったクリリンやトランクスの葛藤も追加されています。

悟飯が超サイヤ人に覚醒します

孫悟空、孫悟飯は精神と時の部屋での修業を続行しています。
なぜか緊張感のない音楽での修行の場面もあります。

なんとこの回では、ついに悟飯が超サイヤ人に覚醒します。
原作ではよくわからないうちに超サイヤ人になって、悟空も「はやくも超サイヤ人になれたぞ!」と言うだけでした。

この辺りの回では毎回のように孫親子の修行風景が描かれており、引き伸ばし戦略の一つであったのでしょうが、結果として悟飯の超サイヤ人への覚醒の過程を、丁寧に補完することとなりました。

・その他のキャラクター

クリリン

18号が吸収されたことで涙を流しながら激怒。
トランクスと共にセルを滅多打ちにしますが、通じていません。

ついには気円斬を繰り出して首元に命中させますが、当たった気円斬の方がはじけ飛んでしまいます。
そしてセルの蹴りで昏倒。次回冒頭のナレーションで「最初の犠牲者」とされてしまいます。

ヤムチャ

原作で人造人間一団がカメハウスにやってきたとき、ピッコロ、クリリン、天津飯がそれぞれの役割を全うしにそれぞれ外へ出て行きましたが、ヤムチャはどうしていたのか描写されませんでした。

今回カメハウスにてその姿が確認できます。
セルが完全体に変化する過程で大地が震え、海では津波が発生。
浸水したカメハウスから、餃子とともにポンプで水を外に出しています。

天津飯はセルの足止めに活躍したのですが、ヤムチャはまるで一般人のような扱いとなってしまいました。

亀仙人

大気の震えが収まり、ヤムチャやウーロンが安堵する中で、カメハウスにおいてはただ一人、事態の悪化を感じ取っています。さすがですね。