ドラゴンボール / DRAGON BALL Z #34 【DVD】
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一言で感想 : 謎の技「スーパー界王拳」!
アニメオリジナル要素 ★★★★★
原作 : 35巻420話の後、36巻421話
・あらすじ
あの世一武道会もいよいよ決勝戦。悟空とパイクーハンの死闘が繰り広げられ、勝った方は大界王様直々の稽古を受けられる。
・見どころ!
パイクーハン優勢の展開!
パイクーハンが重い道着を脱ぎ捨てて本気を出した一方、悟空も超サイヤ人となり、いよいよ全力の勝負が始まります。
過去の描写からすると、悟空より強いセルをあっさり倒したパイクーハンという関係になるので、パイクーハン>セル>悟空でしょう。
そう考えるとパイクーハンがセル同様にあっさりと悟空を倒してもおかしくはないのですが、それではあまりにも話の盛り上がりがないためか、パイクーハン優勢の状況で闘いは続いていきます。
竜巻技の「ハイパートルネード」で悟空を苦しめた次は、さらに強力な「サンダーフラッシュ」を放ちます。踊りのようなポーズから両腕を前に突き出して、炎の竜巻を相手にぶつける技です。あまりサンダーフラッシュという名前があっているとは思えないのですが、何かあるんでしょう。
相当な威力で、悟空の周辺のリングが抉り取られます。
リング脇で見ていた界王4人も巻き添えを食らいかけ、すすで黒くなります。
スーパー界王拳って何ですか?
悟空はパイクーハンのハイパートルネードをまともに受けてしまい、身動きができない中で体が切り裂かれていきます。上空からリングに向かって襲ってくる竜巻で、悟空はかわしたようにも見えたのですが、巻き込まれて竜巻の中央まで持ってこられます。
観客席にも暴風が吹き荒れる凄まじい技で、悟空危うしというところですが、溜めた気で竜巻を吹き飛ばすことに成功。
そして悟空が出したのがなんと「スーパー界王拳」!超サイヤ人の状態ですが界王拳の赤いオーラをまといます。
パイクーハンに一気に向かって行って殴り飛ばし、さらにかめはめ波で追撃しようとしますが、パイクーハンが体制を整えるのが思った以上に早く、反撃を受けてしまいます。
決着は一瞬!
肝心なところのネタバレになりますので、知りたくない方は以降の読み飛ばしを推奨します。
パイクーハンがとどめを刺そうと、3度目のサンダーフラッシュを構えます。
悟空は3度目についにサンダーフラッシュの際に生じる隙を見ぬきます。
瞬間移動で技を撃っているパイクーハンの真横へ現れ、至近距離からかめはめ波を当てるという戦法です。
まともにかめはめ波を受けたパイクーハンは城外の壁に激突。審判によって悟空の勝ちが宣言されました。
実力ではパイクーハンが上だったようで、もし場外負けがなく、どちらかが死ぬまでの勝負ということであれば、パイクーハンが勝っていたかもしれません。ルールに救われての勝利でしょうね。
ちなみに大界王様によって悟空の優勝は覆されます。悟空やパイクーハンに稽古をつけるのを不安に思ったため、適当なルールを持ち出してきて優勝者無しとなりました。
・その他のキャラクター
東の界王
女性の界王。実は髪の毛はカツラでした。
決勝戦の戦いを見て驚き、「これじゃ、うちの銀河の奴らが2回戦に残れないのも無理はない」と嘆きます。
アークアは2回戦に残ってたんですけどね。準決勝には残れませんでしたけど。どうもこのシリーズはキャラのセリフ間違いが多い?
孫悟飯
驚くべきことに、高校生となった悟飯が今回登場します。てっきりあの世一武道会の終わりで一区切りかと思ったのですが、悟飯主人公編も少し描かれています。
ストーリーが動くのは次の回からで、ほんの顔見せ程度ではありますが意外と早い場面転換でした。
主題歌の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、エンディングの「でてこいとびきりZENKAIパワー!」 は今回までで、次回からは新テーマに変わります。