勝機はないが頑張る 超 34話 「ピッコロVSフロスト 魔貫光殺砲にすべてをかけろ!」

一言で感想 : ジャコがかっこいい1話

アニメオリジナル要素 ★★★
マンガ版 : 2巻10話

・あらすじ

悟空を倒したフロストとピッコロとの闘いが開始され、ピッコロは大技の魔貫光殺砲を放つために気を溜め続ける。

・見どころ!

勝機がないといわれるピッコロ

前回は悟空の意識を朦朧とさせてからの一撃でフロストが勝利しました。次に第7宇宙側から出てくるのはピッコロです。

試合前に悟空に対し、自分に勝機はあるかと尋ねるのはマンガと同じで、勝機はないから次に闘うベジータのためにフロストの体力を奪っておけというアドバイスが出るのもマンガと同じですね。

ピッコロが1対1で闘うのは久々かなと思ったのですが、ゴールデンフリーザ編ではギニューと入れ替わったタゴマにやられ気味でした。そしてゴールデンフリーザになる前のフリーザの一撃を受けて死亡していました。

原作のブウ編終了時点でどこまでの強さになっていたのかは定かでありませんが、果たしてフロスト相手に全く勝てない程度なのか?と疑問でしたが、上記のゴールデンフリーザ編での戦績を見ると確かに駄目そうですね。

ヴァドスは何のために

アニメでは腕を伸ばして距離を取りつつ闘う戦法でフロストの体力を減少させていったピッコロですが、アニメでは試合開始早々に気を溜め始めます。魔貫光殺砲の構えです。

ベジータからすると弱点を抱えたクソみたいな技と酷評されますが、気を溜めきって放つ一撃はおそらくフロストをも倒せる威力があるのでしょう。

エネルギー波を連発するフロストに対して逃げ回るピッコロ。ついに作戦が功を奏してフロストに命中寸前まで行くのですが、フロストが何かをやってピッコロも敗退してしまいました。

後述するとおりジャコがフロストの秘密を暴くという展開はマンガと同じですが、ひどいのはヴァドスで、フロストが宇宙の平和を守ってきた裏の企みまでを全部バラすという、この場で必要だったのかと思うような行動に出ていました。チーム内で不和を起こしていますし、フロストも今後活動しにくくなりましたね。どういう意味があったのでしょうか。

・その他のキャラクター

ジャコ

ピッコロも頑張りましたが、ジャコが今回のMVPですね。
悟空、ピッコロと2連勝したフロストが身体に秘めていた奥の手を、その目の良さで暴いたのです。
次に闘うベジータですらわかっていなかったことですから、ここでジャコが動いていなかったらチーム自体の勝敗が変わっていたでしょう。素晴らしい活躍でした。

あとフロストの仕掛けを見つけ出したレフリーも偉いですね。